検索窓
今日:62 hit、昨日:521 hit、合計:49,431 hit

_192 ページ26

.


無事に飛行機に乗れて離陸も済んだ機内
安定もしている今、なんかすればと変に緊張しっぱなしのAへヘッドホンを片手に話しかける


YG『気分転換すれば、?』

『なら仕事忘れたいんだけど。作業しなきゃいけないって感じちゃう』

YG『あー、』


が、それがダメだったらしい。

確かに俺はふと思いついた些細なアイディアすら逃したくなくてこの移動中も寝るかなんかするか作業の繰り返し

それを見て言ったんだろお前


YG『どうせバカ真面目なお前のことだ。忘れきれないくせに』


言い返せないのか口を紡ぐ彼女が面白い。
どうにかならないものなのか

どうすればコイツが安心できるんだろうか


YG『投げさせないよ、』

「え?」

YG『人形とか他にも。』

『ええ、どうせ警備も緩いよ。うちそんなお金無いし』

YG『お前なあ』


何か言えばこう言う。心配してるってお節介と言われるかもしれないけど、そうせざる終えないほどお前自身が不安オーラダダ漏れにしてることにも気付いて欲しい


NJ『万が一投げられようがこっちに非がない限り事務所は全力で戦いに行くだろうから安心しな』

YG『うお、』


すっかり油断しきってた

ナムジュニが急に言ってくるから驚いたが、Aも予想してなかったみたいで放心してる。顔、お前一応アイドル



『オッパ、』

YG『お前いつから聞いてたんだよ怖』

NJ『俺だって心配してるんですよ』


分かってる。分かってるよ

Aが知ったら気を使うだろうからとわざわざ小耳にすら挟まないよう事務所の人と話を進めたことも

これ以上のことが起きないようにして欲しいと訴えかけてることも。


有名になればなるほど、危険も伴う
なんて皮肉な話なんだろうか

本当にはならないことを願ってるよ俺は。

_193→←_191.米国



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (54 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
623人がお気に入り
設定タグ:BTS , 防弾少年団
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ring | 作成日時:2023年10月15日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。