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you side
大切なことだから何度も言うけど、うちの事務所は基本的にレッスンは男女別々。
でも私は防弾少年団のメンバーだから男性と混ざり練習していても何も皆言わない。
そのなかでも事務所の人から同い年だと教えてもらって次の日には話しかけにいった人がいる。
『えっと、チョン・ジョングクさん 初めまして』
JK『アヨンさん、初めまして…』
『なんで私の名前、、』
JK『うちの事務所で、あなたのこと知らない人なんていないです』
『そうなんですね、笑』
なにかやらかしたっけだなんて記憶を辿った。
私なんかが有名になったところでなにもないのに。
そんなことより、目の前の彼はきっと人見知りかな?
さっきから目を合わせてくれない。
でも顔を赤くしていて決して無愛想ってわけじゃないんだろう。照れ屋なのかと思うとよりいっそう可愛くて。
仲良くなれたらいいな なんて…
それに、
『オッパから聞きました。ジョングクさんって私と同い年なんですよね…?』
『私、友達いないんです。もし良ければお話相手になってくれませんか…?』
そうやって言えば、みるみる笑顔になるんだもん。
さっきまで不安なうさぎみたいだったのにこっちまで笑顔になっちゃったよ。
そんな彼もラッパー集団でなくHIPHOPアイドルチームという新しいコンセプトでの防弾少年団に加入が決定した。
今でこそ私はダンスレッスンに集中出来てるけど、アイドル路線へとなる際に他のオッパたちはほぼ辞めていき私含めメユンギオッパ、ホビオッパ、ナムジュニオッパの4人しか残ってない
そこでまたナムジュニオッパとユンギオッパはピリピリしてて怖かった。何度衝突すりゃ気が済むんだよ()
今まではユンギオッパ側についたりとかしたこともあったけど、ホビオッパに慰めてもらったり二人で中立的な位置で喧嘩の仲裁に回ることが増えていた。
JK『お腹空いた』
『私も』
JK『朝食べた?』
『野菜だけ』
JK『は、なにそれ無理論外』
『そろそろ評価だからな』
JK『まじかよ…』
なんてことないと思ってたけど、
やっぱり同い年の存在はいるといないじゃ全然違う。
凄く気が楽。
それはジョングクだからってのもあるだろうな。
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作者名:ring | 作成日時:2021年12月7日 23時