Dear my girl (ページ18)

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_18.決心ページ18

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YG『俺金欠なんだけど』

＿『別に奢れだなんて言ってないわよ、ミンユンギ』

『オンニご馳走様です！』

＿『いやいや、Aの分も奢るって話してないけど？？』

Aといると調子が狂う。

この前もそうだけど、俺はAに失礼なことをしたというのに普通にまた飯を食いに来てる

なんなら今日はAと仲が良い人も一緒。

名前は確か……

YG『イ・ヨナ、』

＿『私がなによ』

YG『俺のが先輩なんだけど？』

＿『時期そんな変わんないけど？同い年だし』

YG『………』

＿『A、日本食がこんなお手頃値段なことある？』

『なんで怪しむんですか』

＿『だって高いイメージあるんだけど？』

『なるほど』

＿『ホームパーティーとかでは作れない？』

『作れますよ』

＿『え、やろうよ！楽しそう！！』

今日もレッスンあったんじゃねーのかよ。
なんでそんなキャッキャと元気残ってんだコイツら

結局日本食のご飯屋ではなく、スーパーへ向かい食材を買って俺らの宿舎でホームパーティーを行うらしい

大前提にイ・ヨナもうちの宿舎入れんのか？
そんな俺の疑問もつゆ知らず食材調達に1人ウキウキとAはスーパーのカート片手に調味料売場へ旅立った

YG『お前らで盛り上がるなら俺いらねーじゃん』

イ・ヨナと二人きりで正直気まずい。
さっきから突き刺さる目線がとても痛いから

＿『必要だよ。私の大切なAなのに、久しぶりに話せてもあんたらの名前ばっかりなんだもん』

＿『心配なのよ、私は。男ばっかりのところ行かされて、』

＿『そのうちの1人に会って話せる機会を誰が失うもんですか』

Aと一緒に過ごしてる女がどんな奴なのか気になってはいたが、まっすぐすぎる。
話してる内容も本心なんだろう。

YG『本当にAが大切なんだ？』

＿『いつも不器用でほっとけない』

＿『入社当時からあの子そうなの』

YG『……………』

＿『結局事務所にもいいように動かされてるしさ、私たち年上チームがちゃんとしなきゃ』

YG『私達？』

＿『当たり前でしょ？私がいない時はあんたらがしっかりしてくれなきゃ困るの』

"そんな寂しそうな顔をするならAのそばにいればいいのに" そう言おうと思ったが、簡単な話では無さそうだ。

＿『私がいなくなっても安心したいの、』

YG『おい…！』

＿『あの子には内緒ね？まだ事務所の人も言ってないから』

＿『…デビューって難しいね』