ね ページ6
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CB「 出来た！！……これで、いける？ 」
そう言って鏡を差し出してくる嬉しそうな、ちょっと不安そうな表情をするビニ。
可愛いからもうなんでも許しちゃう！
「 はあぁぁ……やっぱ上手いね。尊敬する。 」
CB「 まあ、モデルがいいからね 」
「 褒めてんのかこのやろ〜 」
頭を両手でわしゃわしゃするとやめて、と言いつつ、頬が赤みを帯びている。
うちの弟ってマジなんでこんな可愛いんだろ。
まあ、そうは思っても一線越えたら戻れなくなっちゃうからダメなんだけどね。
心の中で溜め息を着く。
「 じゃあ行ってくるわ〜 」
HJ「 撮影、12時からだよ 」
俺が出かける時、毎回誰かがお見送りしてくる。
今日はジニか。
なんで？って聞いても、なんとなく。って笑うだけ。
そういや、スンミンは1度も来てくれたことないな。
まあそれが、普通なんだろうけど。
「 ぜってー遅れねぇから心配すんな 」
ジニの頭を軽く撫でると、その手の上に手を重ねられて、少しﾄﾞｷｯとする。
HJ「 違うよ。俺らが心配してるのはヒョンの身体だよ、 」
その切なそうな目に見つめられて、ｷﾘｷﾘと心が痛む。
「 ……だ、大丈夫だって！……じゃあ、行くな？ 」
ジニに背を向けて、そのままドアを閉めた。
俺の遊ぶは、まあ、そういうことだからな。
メンバーは皆優しい。俺を気遣って労わってくれるし、声をかけてくれる。でも、1人を除いて、だ。悲しい訳じゃないし、心配して欲しいわけじゃない。寧ろこういうのは、ほっといてくれる方が助かる。でもあの目が。あの、突き刺さるような目で見つめられることが怖くて、最近俺も彼から逃げてしまっているような気がする。
俺の“遊び”に正解も不正解もない。
なのに彼にだけは『 間違っている 』と言われて、蔑まれているように感じる。
アイツも、俺に溺れればいいのに。
心のどす黒い闇が俺の綺麗な部分を蝕んでいくこの感覚に慣れない。
全員が俺の事を見てくれるはず、ないのに。
でも彼は見ないどころか、俺のことを嫌いだと言った。
俺と彼は1度だけ大きな喧嘩をした。
それ以来彼に信頼も好意も絆も全て捨てられてしまい、彼と話すことさえ、ほぼ無くなってしまった。未だにどちらとも謝らない。でもこのままの関係を続けていては、ファンにバレるのは時間の問題で、メンバーにも迷惑をかけることになる。それだけは避けたい。
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Ako Daito(プロフ) - 続き楽しみにしています (2020年10月27日 16時) (
レス) id: d708cdca8a (このIDを非表示/違反報告)
サクマ(プロフ) - パスワードを忘れてしまったので編集することができません！このアカウントで新しく作ったのでそっちに飛んでください！ (2020年8月29日 23時) (レス) id: b209d87045 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｻｸﾏ | 作成日時：2020年4月19日 22時
