よりょそ ページ18
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その言葉に、俺は唖然とした。
スンミンは、遊び屋になった俺を嫌っただけではなくメンバーを心から愛してくれなくなった俺に呆れていたのかもしれない。
遊び屋だったとしても、自分達を1番に考えて欲しかった。そうなのではないか、と。
遊び屋になった当初は、何度も止められて、腰に抱きつかれて、引き剥がすまで行かせてくれなかった。スンミンは、自分が止めたらきっと俺はいかないと思ってたんだろう。頑張って最後まで粘ったら、相方の言うことくらい聞いてくれると。でも、俺は依存していたんだ。遊びに。ストレス発散の場でもあり、癒しの場でもあった。それを……メンバーに、代えることは出来なかった。
泣きそうな顔をするスンミンに、胸が苦しくなる。
どうか怒らないでやってくれと、言いたくなる。
悪いのは、全部、全部……俺なんだから。
スンミンが言い終わったあと、バンはもう一度胸ぐらを掴む手に力を込めて、こう言い放った。
BC「 それでも……俺には、一人しかいないヒョンなんだよ……！仲間が最後まで信じてやれなくて、誰がヒョンを変えてやれるんだよ！！ 」
その言葉にも、胸が痛い。
気が付けば俺は、しゃがみこんでいた。後ろからミンホが背中を摩ってくれるが、今は何も考えられなかった。頭が、真っ白だった。
俺は、今までメンバーに何をしてあげた？
何を返してあげた？
何にもない。メンバーは、仲間なのに。
俺が帰ったら何も聞かずに笑顔で応答してくれる彼らに、何を思った？考えた？感じた？
……当たり前じゃ、ないのに。
SM「 ……っ僕、だって……相方だった。信じてた。誰よりも傍にいた。……つもり、だった 」
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SM「 でも、……ソジュンが選んだのは、僕じゃなかったから……ｯ 」
意識が、朦朧とする。
空気が、足りない。
床に吸い込まれていくように、そのまま意識を失った。
❁
ｽﾝﾐﾝside
僕は今、部屋のベットで寝っ転がっている。さっきまで、チャニヒョンと言い合いをしていて、その間にソジュンが意識を失った。
きっと、ショックだろう。
お互いに興奮してソジュンの目の前で本音を言ってしまった。あんなこと言うつもりはなかった。
でも、ああでもしないと、ソジュンはきっと自覚しない。
チャニヒョンが突っかかってくるのは想定済みだった。でもまさか、胸ぐらを掴まれるとは。先程の感覚が、まだ残っている。
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Ako Daito(プロフ) - 続き楽しみにしています (2020年10月27日 16時) (
レス) id: d708cdca8a (このIDを非表示/違反報告)
サクマ(プロフ) - パスワードを忘れてしまったので編集することができません！このアカウントで新しく作ったのでそっちに飛んでください！ (2020年8月29日 23時) (レス) id: b209d87045 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｻｸﾏ | 作成日時：2020年4月19日 22時
