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《 8 》 ページ10

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CBside



Aが来て、1週間がたった。



Aもこの学校に慣れてきて、クラスのヤツらとも会話が出来るほどになっていた。



俺がアイドルってことは伝えたが、隣に住んでるということは、まだ伝えてはない。




というか、あんまり言いたくなかった。




いつかはバレてしまうとは思っていたが、俺達Stray Kidsはシェアハウスしている。




だから家に招くということは必然的にアイツらを紹介しなくてはならない。




そうなったらきっと、Aを狙うやつも出てくるだろう。




それは、なんか、嫌だ。




1週間前、彼女に会った日。




いや、寧ろ俺は彼女を探していた。




転校生が来るって言うのは聞いていたし、女の子っていうことも聞いていた。




だから俺の知らないヤツを探していた。




そしたら職員室を探してキョロキョロしているヤツがいた。




俺は凍りついた。




俺の好みすぎて、一瞬動けなくなった。





これで性格がよかったら完璧だ……





そう思って話しかけたら




「 何で言わなきゃいけないの? 」




めちゃくちゃ男勝りで、口調も喧嘩腰。




そこで完全に対象が変わった。




取り敢えずこの子と仲良くなりたい!と。




この子が心を開いてくれるぐらいになれたら……




そう思っていたらまさかの隣の席に来て。




毎日欠かさず話すくらい、仲良しになれた気がする。




俺はね?!俺は。




彼女は俺をどう思ってるんだろう。




ただのクラスメイト?隣の席の人?




それとも……仲のいい友達?




3個目だったらいいのにな。



Aが帰ってくるまで机でぼーっとしてたら、急に大きな影が覆い被さる。




「 ……ん? 」




LJ「 チャンビン!やっほ 」




「 あ、リジュンか?なんか久しぶりだな 」




リジュンは俺の元カノだ。



別れた理由が親のせいだった為、別れたと言うよりかは引き剥がされたと言うのが正解だろう。



リジュンの親は厳しかった。



俺の存在が認められなかった。



リジュンはバスケ部で、3年が引退してからはキャプテンをしている。



リジュンは世界でやっていけるぐらい、バスケが上手かった。



親もそれを応援していた。



でもリジュンは俺と付き合うことでバスケが疎かになってしまって、大きな怪我をした。



それを親に告げたら、リジュンと別れることになってしまったのだ。



リジュンも、俺も、お互い好き同士だったから、そのときは辛かった。


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遊ちゃん(プロフ) - 最高です!!!いつか短編集でスキズに〇〇してみた的なものも見てみたいです〜!!笑これからも更新楽しみに待っています (2020年9月12日 13時) (レス) id: fe8355afed (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サクマ | 作成日時:2020年3月29日 7時

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