性別詐欺姉弟？あー、私達の事だねぇ…

8詐欺 ページ10

何の匂いだろ…いい匂いだなぁ

カレーかな？じっくり煮込まれてて美味しそう

って意識逸らさないとさないと駄目だわこれ

いや、だって膝枕だよ！？髪の毛くすぐったいよ！？目を落とせば美人なイケメンの寝顔だよ！？

無理ゲーだろ(白目)まぁ、あんまりゲームやらないけどさ

監「あ、Aさん！晩御飯出来ましたよ！！今日はAさんに食べてもらいたくて腕によりをかけました！」

うん、監督さん可愛いね。嬉しいよ。

でもこの状況を難とかして？！

『わざわざありがとうございます。カレーですか？』

監「はい！！カレーです！」

あ、すっごい嬉しそう

監「Aさん、そっち行ってもいいですか？」

『はい、どうぞ』

監「ありがとうございます！今行きますね！」

嬉しそうに言ってるよ、可愛いなぁ

こちらに監督さんが向かってきたその瞬間監督さんが固まったではないですか

なんということでしょう

おっと危ない某劇的な匠の番組のようになりかけた

監「…Aさん、これどういう状況ですか？」

東さんを指差しながら言う

え、待って監督さん顔怖い。可愛い人の怒る顔って迫力あるなぁ

『あ、東さんがこの前のお礼で膝枕をしてくれって言っていたので、お礼ならまぁ、いいかなって思って今の状況にいたります。取り敢えずごめんなさい！』

監「そうですか…」

監督さんが微妙な表情をしているAはどうする

・謝る←
・言い訳をする
・逃げる
・助けを呼ぶ

うん、どうしよ。この中の選択肢とか無理だろ

なんだよ言い訳って！！一番いいのは¨助けを呼ぶ¨だけど果たして誰を呼ぼうか

監「取り敢えず幸くんと真澄くん来て！！」

監督さんが叫んだ

待ってまだ東さん起きないの？！少し唸ってる程度だよ、どんだけ眠り深いの！？

真澄「…何、監督…」

幸「どうしたの？監督…」

時が静止した

ってくらいにみんな見事に止まったよ

こっちの方を見て

真澄「……殺す」

やっべぇすっごい物騒だわ

幸「…はぁ？」

待って幸さん顔が怖いよ。その視線で人殺せそうだよ

幸「ちょっと！！姉貴から離れて！！つか起きろ！」

私の膝の上の東さんを揺らしてる

東「んｯ…」

待って落ちないように抱きついてきてんだけど！？

『ちょ、東さん！離してください！！』

監「そうです！離れて下さい！」

真澄「無理矢理落とす」

幸「そうだね」

落ち着いて？！

真澄 幸「「せーの」」

『うわっ落ちｯ』

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