性別詐欺姉弟？あー、私達の事だねぇ…

3詐欺 ページ5

監「ほら、真澄くんも謝って」

真澄「悪かった…」

いや、そこまでしてもらわなくても…

っていうか少しシュンとしてる真澄君可愛い…す、少しくらい撫でても許されるよね。うん！

『全然大丈夫ですよ』

真澄「……！」

監「え…」

え、えぇっと。真澄君撫でたらまずかったかな

幸「はぁ、出た。姉貴の悪い癖」

『えぇっ、悪い癖って酷くない！？』

幸「だってそうじゃん。誰にでも頭撫でて…」

頭撫でたらやっぱり駄目だったかなぁ…

『そっか、流石に駄目だったか。えっと、ごめんね、真澄君』

真澄「許す。だから、もっと撫でて…。俺、アンタのこと好き。だから撫でて」

はい！？いやいや、ちょっと、落ち着け私！

きっと真澄君の好きはそういう好きじゃないもんね！だって監督さんのことが好きなんだもんね！！

幸「ちょっ、何言ってるわけ！？…はぁ、やっぱりこうなると思った…」

幸！？溜め息吐かないで！？

監督さんは…

監「Aさん！私も撫でてください！！」

OH 嘘やん……

でも、こんな風に目を輝かせてお願いされたら断れないよなぁ…

『いいですよ、私でよければ』

真澄 監「「本当！？」」

幸「ほんっと、頼まれると断れないね」

『うん？幸も後で撫でようか？』

幸「なんでそうなるのよ！」

あら、やだ。反抗期？

お姉ちゃん寂しいわ

真澄「お前が撫でてもらわないならその分俺が撫でてもらう」

幸「はぁ？誰が何時そんなこと言ったわけ？」

我が弟ながら本当に可愛いなぁ

『うんうん、幸が嫌がったって撫でるからね。』

幸「まぁ、別にいいけど？」

可愛い(確信)


「ただいまーｯと」

「ただいまー」

ん？誰か帰ってきた

監「Aさん！ありがとうございました！また後で撫でてくださいね！天馬くんと万里くんおかえり」

万里「監督ちゃんただいまー…これ、どういう状況？」

天馬「おい！急に止まるな！」

あー、普通知らない人がいたら驚くよなぁ

『あー、えっと、瑠璃川Aです。今日からここに住み込みで働くことになりました！よろしくお願いします』

天馬「瑠璃川ってことは幸の兄貴か？」

え、何これデジャヴ

万里「はぁ？お前何言ってんだよ。どう見てもコイツ女だろ」

！？この人、一発で私の性別を！！？スゴいな

幸「流石、ポンコツ役者。不正解。それに比べてネオヤンキーはスゴいね。ねぇ姉貴」

相変わらず幸は手厳しいなぁ…

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