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no side
mg「うお、お、なんか怖、」
ru「うそ、めめもむりなの？」
mg「わかんね、う、おおっ…ふぅーっ！」
sk「いっえーい！」
fk・kj「ふぅー！」
ru「きゃはははっ」
iw・ab・nb・dt「………」
純粋に楽しむのは初めてな目黒は、驚きながらもしっかりと楽しめていて、ラウール、佐久間、向井、深澤は通常運転、岩本、阿部、渡辺もある意味いつもどおりで、前とは違い宮舘は渡辺を優しく見つめていた。
終わった頃には少し顔色の悪くなったように感じられる3人は安全装置を外して降りるやいなや膝から崩れ、各々が支えられながらその場をあとにした。
fk「えーっと。もっかいいっとく？」
ab「却下」
kj「え、でも」
ab「却下」
阿部の視線は有無を言わせぬ強制力があり、注意深く瞳を覗き込めばそこは真っ黒で、深澤と向井は口の端を引きつらせながら何度も首を縦に振った。
kj「…た、楽しそうなやつ行こうや！な、阿部ちゃん！」
ab「そうだね。…まあ俺は何でもいいけど」
nb「とりあえず歩こうぜ？結構昼ごはんにいい時間だし」
sk「テーマパークのご飯…！？よし、行こーう！」
佐久間の言葉で阿部の瞳には光が戻り、深澤、向井の2人はホッと胸をなでおろす。
各々が好きなものを食べていくスタイル、とでも言うのか、チュロス、ホットドッグ、アメリカンドッグ、唐揚げ、カレーまで、食べたいものを買い求めてどこまでも自由にパーク内を動き回り、そして1度集まった。
ru「ふっかさんそれ何？」
fk「ラーメン」
ru「え、食べたい！」
fk「あげるあげる、かわいいなぁ」
iw「ふっかふっか、俺も」
fk「だめ」
iw「なんで」
nb「涼太それなに？」
dt「ローストポーク」
nb「あ、」
dt「ふふ、あーん」
sk「阿部ちゃん阿部ちゃん！俺のもどーぞ！」
ab「どーも。ん、うまい」
sk「…てことで。俺にもちょーだい？」
ab「さてはそれを狙ってたね？…はい、どうぞ」
sk「んひひ、ありがとっ」
mg「康二」
kj「なに！？あげへんで！？」
mg「や、ついてる」
kj「え、恥ず！とって！」
mg「ん、おっけ」
kj「ありがとー！」
彼らの姿は誰から見ても幸せなものだった。
彼ら自身も、幸せだった。
続くことのない、一過性の幸せに過ぎないことを、心の奥底では分かりながら、それでも幸せだった。
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かれん(プロフ) - るむぽさん» わー!?誤字報告感謝です!!すっごく助かります！訂正させていただきました！ (2020年8月26日 21時) (
レス) id: f582612e68 (このIDを非表示/違反報告)
るむぽ(プロフ) - 10ページ？の阿部ちゃんの漢字が「安倍」になってますよ^^ (2020年8月26日 20時) (レス) id: f787327a83 (このIDを非表示/違反報告)
かれん(プロフ) - みーちゃんさん» ありがとうございます！これからもお付き合いいただけると嬉しいです！ (2020年8月26日 17時) (レス) id: f582612e68 (このIDを非表示/違反報告)
みーちゃん - すごく面白いです！更新頑張ってください！応援してます (2020年8月26日 15時) (レス) id: 721259c029 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かれん | 作成日時：2020年8月22日 9時
