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「……は、？」
fk「あ、おはざぁっす」
起きたとき、そばに誰もいなかった。
いつもなら、襖を開ければそこにはいつものスーツの2人がいるはずなのに。
それに少し苛立ちを覚えながら、静かすぎる家の中を歩く。
異変に気づいたのは、廊下。
なんの声も聞こえない、誰からも挨拶されない。
それに、何より。
鉄のような、血の臭い。
そして、廊下の突き当りの白い壁には、赤いものがべっとりとついていた。
大広間の襖を開けると、そこには転がるたくさんの和服の男やスーツの男。
そしてその屍を踏みつけている男が4人。
そのうち1人は、よく知っている人だった。
深澤は何事もなかったかのようににっと笑って片手を上げ、挨拶をするが、男はまだ理解が追いついていなかった。
iw「…ふっか、この人どうにかしろよ。お前か信じ込ませすぎたせいで何もわかってねぇじゃん」
fk「え〜、いつものことじゃん？それに、俺のおかげでみんなすんなり入ってこられたでしょ？」
dt「…まあ、そうだね」
nb「………」
話しながら、深澤が近付いてくる。
こんな状況、深澤が味方ではないとわかった上でも、笑われれば少し安堵してしまっている事実に、男は恐怖を覚えた。
自分は、どこまでこの男…深澤を信じてしまっていたのだろう？
「ぅ、あ…」
fk「麻薬？武器？…やー、結構いろいろやってんねぇ。もしかして臓器も手ぇ出してたり？」
その手には真っ黒のものが握られていて、慌てて自分も腰のあたりを確認するが、寝起きの服装にそんなものがついているはずもなく。
fk「最低だね？死ねば？」
死ねば、なんて聞いてきたくせに、何かをさせる隙も与えずにその額ヘ弾を撃ち込んだ。
目がぐるりと回って、そのまま倒れる。
穴の空いた額からはどくどくと血が溢れていた。
fk「んふふっ…なんの理由もない俺らのほうが、もっと最低なのかもねぇ、なんて」
iw「…そんなの分かってたことだろ」
dt「現にもう戻れないから。俺は、進むよ？……ふっかがどうするかはおいておいて」
fk「俺も、進むよ。もう、正解かどうかなんて、分かんないけど。俺にできることって、それくらいだもん」
依頼完了のメールを送信しながら、深澤は悲しげに微笑んだ。
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かれん(プロフ) - 晦由さん» うわぁぁ、すみません!また設定ミスりました…あのページはもう少しあとのお話です。訂正させて頂きました。混乱させてしまって、本当にすみません!教えてくれてありがとうございました! (2020年12月5日 23時) (
レス) id: f582612e68 (このIDを非表示/違反報告)
晦由(プロフ) - 34ﾍﾟｰｼﾞ、多分違う話が入っていると思います…(？)意図的だったり私の気のせいだったらすみません。 (2020年12月5日 23時) (レス) id: c44f20117a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かれん | 作成日時：2020年11月23日 21時
