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隠「ふわ〜〜〜〜〜!!」
「事務所の経費で温泉最高」
「村は陰気臭いけど…来てよかった〜〜!」
弥「失礼致します!!」
隠「ん?」
弥「女将の息子の弥太郎と申します!滞在中のお給仕を勤めさせていただきます!」
隠「やぁ、そうなの。ありがとう。」
弥「お客さん東京の人ですよね。いいなぁ〜都会って何でもあるんでしょう。みんなオシャレだし」
「僕将来は上京したいって思ってるんです。あ、母には内緒ですけどね。絶対継げって言われるし〜」
隠「へぇ、そうなの(よくしゃべるなー…)」
「…あ、そういえばさぁ」
「さっき女将さんに聞いたんだけどここAくんともう一人子供がいるんだってね」
弥「あぁ。泥田坊のことですね」
隠「どろたろう?」
弥「あだ名ですよ。坊です坊。毎日畑で土や肥料まみれになってるから泥田坊。田んぼに棲む妖怪の名前なんです」
「あいつ生まれつきなのか体臭がきつくてこういう人前にでる仕事は任せられないんですよねー」
隠「ふうん…興味あるね」
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隠「いやあいいお湯でした。」
女「そりゃあ、良かったです」
隠「あ、そうだ女将さん」
女「はい?」
隠「やたろうくんでしたっけ。あの…僕の給仕係ってやつあれ」
弥(ん?褒められるぞ…)
隠「泥田坊くんにお願いしてもいいですかねぇ」
弥「……………えっ………??」
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Makua*ぼっち - すごく面白いです!更新頑張ってください!続きが楽しみすぎます! (2021年10月28日 8時) (レス) @page9 id: 9379171522 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あやや | 作成日時:2021年10月4日 20時