さのふぁみりー

▽ ページ6

玲於side




俺が洗面所で顔を洗って、

タオルでゴシゴシと拭いていると、、、









バタバタとしながら、

Aが洗濯物を回しにきた。









玲於 「あっ...A...」


『ん？どうした？』









、、、ギュッ。









Aを後ろから抱きしめた。









『えっ、なに？笑』


玲於 「んー...」


チラッと横目で俺のことを見るけど、、、









『ちゅうはしないよ？』


玲於 「はっ？！なんで！！！！！！！！」


おはようのちゅうは大事だろ！？！？←









いや...

おはようじゃなくても、ちゅうは大事だっ！！！←









『今忙しいから後でね！』


玲於 「いやチュッってするだけじゃん、早く。」


『來維たちのところに早く行かないと...』


玲於 「今あいつらは飯に夢中だろ」


『もぉ〜ダメってば！』


、、、。









あーそう。そうですか。もういい。

マジでムカついた。









子供が出来てからずっとこんなん。









全然ラブラブしてくんねえ！！！！！！！！！(怒)









「らい〜♡」「りあ〜♡」ばっか！！！！！！！









たまには「れお〜♡」って言ってよ...









はぁ...こんな事になるんなら...

中になんて出さなきゃ良かった←今更おせーよwww









玲於 「もういい...わかったよ」


スルッとAを離して、

リビングに戻ろうとしたら、、、









『あっ...れお待って...！』


Aが俺の腕を掴んできた。









玲於 「んだよ、離せよ」


『れお...ごめん...怒ってる...？』


玲於 「Aは來維と莉空が居れば、
それでいいんだろ？！俺はもう要らないっしょ。」


『ちっ...違う！そんな事ない！玲於が居なきゃ...』


今度はAが俺にギュッと抱き着いてきて...









はあ...自分って...マジだっせえ。

Aに...あんな事が言いたかった訳じゃねえ。









我が子に嫉妬してどーすんだよ...









『ごめん...最近ずっと自分にいっぱいいっぱいで...
ちゃんと玲於との時間を大切にしてなかったね...』


違う...違うんだよ。









Aが悪いんじゃない。

自分でも分かってる。









俺のただのワガママだって...

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