23話 ページ24
風介side
貴「風介。風介がいなくなってから、お日さま園、つまんないよ。寂しいよ。」
電話の向こう側から泣いている声が聞こえた。
そのあともAは言葉を続け、
貴「それに.........それに......！私もFFI出たかったぁー！(泣)」
涼「は......い？」
貴「私、女だから試合に出られない！男装して、世界と戦ってみたい！」
Aは、誰よりもサッカーが好きだと思う。
私もライバルとして、Aと戦いたい。
涼「私もAと戦いたい。」
貴「風介ぇ！ありがとう！風介だけだよ？風介だけしか話聞いてくれないんだもん。」
涼「そうなのか？困ったら、いつでも電話していいんだぞ。」
貴「本当！？ありがと！」
話がひと段落つくと、食堂の方から誰かが歩いてくるような音がした。
晴矢と照美だ。
南「なんだ？まだ電話してたのか？」
亜「誰に電話してるんだ？」
南「ああ、日本にいる彼女だ。あいつ、俺から取ったんだ。」
2人で立ち止まって、私に聞こえる、大きい声で話し出した。
涼「A。もうそろそろ切るな。」
貴「え？なんで？」
涼「教えて欲しいか？」
貴「うん。」
涼「Aとの明日の楽しみを取っておきたいからさ。分かったか？」
貴「なにそれ！うん。わかったよ。じゃ、また明日ね。」
涼「ああ。また明日な。」
そうして、今日のAとの話が終わった。
私はもっと話していたかった。けど、
あの2人がいるせいで終わりにせざるを得なかったのだ。
南「随分話が長かったな。」
涼「うるさい。」
亜「風介って、彼女居たんだな。なんか意外だな。」
涼「なんとでも言え。」
そのまま、食堂へと歩いて行った。
食堂に着くと、ピロリンと、スマホが鳴った。
ポチッと押すとそこには.........
〈つづく〉
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弥風 - 雛菊さん» ご意見ありがとうございます！これから気をつけます！ (2017年10月28日 20時) (
レス) id: b22e4dfbfb (このIDを非表示/違反報告)
雛菊(プロフ) - 作品は、面白かったですが、玲奈の、口調が違う気がします(^^;)
どちらかと言うと、杏ちゃんっぽかったです。
玲奈は、男気あるような口調だと思うのですが… (2017年10月28日 11時) (携帯から) (レス) id: 404c5c6b96 (このIDを非表示/違反報告)
弥風 - 意見があったら教えてください！ (2017年9月21日 18時) (レス) id: b22e4dfbfb (このIDを非表示/違反報告)
弥風 - ソラノさん» 分かりました！検索ですね！ (2017年8月30日 7時) (レス) id: b22e4dfbfb (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ - ありがとうございます！ソラノっていう作者様は結構いらっしゃるので、ソラノ イナイレで検索してみてください！ (2017年8月29日 20時) (レス) id: d3f0b80636 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：弥風 | 作成日時：2017年8月28日 16時
