赤いキクの花。 (ページ26)

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恭平もなの？ページ26

Aside

『え…？(泣)』

長「ごめん、泣くと思わんかった。」

道「謙杜、女の子泣かせたらあかんやろ」

なぜこうなったのかというと…

今日は恭平が用事あるから帰れないって断られちゃったから
長尾、みっちーと一緒に帰る。
久しぶりの3人、恭平がおらんのはちょっと残念やけど…

長「なぁ、A」

『ん？』

長「もう、知ってるかも知らんけど恭平付き合ったの知ってる？」

『え…？(泣)』

長「ごめん、泣くと思わんかった。」

道「謙杜、女の子泣かせたらあかんやろ」

『どこの誰と付き合ったの？』

長「えっと、1年のやつ。」

『1年に負けたのか。私。』

道「え、ほんまにA恭平の事好きやったん？」

長「え、知らんかったの''あの時''図星やったで」

『あの時から好きやった。』

道「てっきり噂かと思ってた」

『ってかみっちーから話したんちゃうん？』

長「確かそう。」

道「そやったっけ」

『ってか、ショックやわ』

道「でもなんか付き合った理由がおかしかったような」

長「誰かをずっばり忘れたいとかなんちゃらこんちゃら」

『何その理由。不潔やわ。』

長「でも恭平、最近付き合っては別れて別れては付き合っての繰り返しやんな。」

『なんでやろ』

道「彼女に飽きたとか？」

長「そんな理由でまた付き合うっておかしいやろ」