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「 なぁ、なんで仕事辞めないん ? 」



「 親が理由 。 」



「 辞めてええよって言ってくれないん ? 」





「 んーん、 そうじゃない 。 心配かけたくないの 。 」





今、なぜ私が仕事を辞めないかの話をしてるところ。


辞めたい理由はたくさんある。

ただ、辞めた時どうなるかが怖いんだ。


夢がない私は就職先が決まらず、


とにかくどこかに就職しなければと見つけたのが今の就職先。


でも、入社してみればそこはいわゆるブラック企業で、

私は休み返上で仕事をしなければならないほどだった。


忙しいわけではない。

ただ、上司がやれとうるさいのだ。



「 佐藤さんとこのやつ、終わったのか 。 」

「 え、 あれは来週 … 」


「 やれ!!!今すぐに!!俺がやれと言ったらやるんだよ!!」


考えるだけで私の人生終わりだと思う、





「 えっ、?」


「 ごめん、心読んでしもた 。」



後ろから抱きしめられた。

彼は泣いているのか声がさっきと違った 。



「 そか、幻滅した?」


「 幻滅するポイントがどこにあんねん 」



「 … 頑張ったな Aちゃん、今までよく頑張った 。 」




「 なんで 、そ、んなに優しいの、っ … 」



あーもー、今日だけで今まで泣けなかった分泣いてる気がする 。



「 ふふ 、天使 … やからなぁ 、 」

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設定タグ:神山智洋 , ジャニーズWEST   
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作者名: | 作成日時:2018年12月10日 18時

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