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４▽ ページ4
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あー、私仕事休んじゃった。
天使のことなんか気にせずにボーっとベランダに出て、
くるくるとせわしなく回る雲を灰色の気持ちで見ていた。
ふと、大きい雲と小さい雲を自分に重ねてしまった
置いて行かれちゃう。
おおきいほうがみんなで、小さい方が私。
昔からそうやって生きてきた。
置いて行かれないように必死で勉強して、学校では一番になった。でも孤独だった。
みんなとプリクラ撮ってみんなとクレープとか食べたりしたかった。
やだ、 このままだとまた置いて行かれて見放される。
そんな錯覚に陥った。
怖い、時間が過ぎるのがとても怖い。
頭を抱えそうになった時 、少し高いところから優しく抱きしめられた。
まるで大丈夫大丈夫、俺がいるって言われてるみたいでとても安心した。
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作者名：す | 作成日時：2018年12月10日 18時
