ユンギさんとのほのぼの毎日

sunny day ページ8

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『本当になんなの。それ』

「え？」

『前から思ってた。Aは気使いすぎ。

理由は分かんねーけど、なんか気分良くないんだろ？』


「…」


『俺はAのなに？』

「…かれし」


『離れててすぐ会いに行けなくて、

しんどい時にも話してもらえないんじゃ

俺は本当にお前のなんなのよ？ってなる。

もっと甘えて頼られても重荷になんかならない。

普段甘えないんだから

しんどい時くらい何も考えず甘えとけ』








あー…やっぱり。ユンギ君、すごい。

抱きしめられてないのに、この安心感。





「本当に、大したことはないの。でも…


話聞いてもらってもいい？」




『おう。話せ話せ。俺をただの髪色がやばい、かっこいいだけの彼氏にするな』

「ぶ！ちょっとこの流れで笑わせないで」

『いいから。はい。話して』

「話す前に。とりあえずユンギ君大好き』

『…いつになったら話すの？』


あ、多分照れてる。

もうこの際、たくさん話を聞いてもらおう。

「あのね、」




それからユンギ君は
んー。とか、あー。とかいい加減な相槌をうちながらも

ちゃんと話を聞いてくれた。


すごくすっきり…




『おまえすごいな』

「え？」

『ラッパーになれるんじゃないの？すごい早口だし、韓国語完璧だし。防弾入る？』

…確かにわたし、すごい勢いで話してたからね。

「なんか…聞いてもらえると思うと話止まらなかった」


『これからも溜め込まず話すように。』

「はい。…やさしい髪色がやばい、かっこいい彼氏だねユンギ君は。」


『だろ？笑 落ち着いた？』

「うん！なんかもやもやが晴れたよ。ありがとうユンギ君！」

『他になにかしてほしいこととか、なんかないの』


あ、そうだ…



「…ナルト」

『は？』

「ユンギ君のナルトコスプレすごい好きだったから、写真をぜひ！」

『よし、元気でたな。じゃおやすみ』


ブチっと電話切られた。

無視ですか…




でも、電話の前と気分は正反対で

なんだか冴えなかった今日は

ユンギ君との思い出の１日になった。




それからすぐ寝て、朝起きたら

ユンギ君のナルトコスプレ写真が届いてて

また楽しい１日のはじまりはじまり。

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