ユンギさんとのほのぼの毎日

blue day ページ7

何してもうまくいかない日

多分誰にでもあるんだろうけど、

私は今日、その日だったようだ。



朝、思ったように髪型がうまくいかなくて

通勤電車は満員

会社に着いたら仕事が山のようにあって

がんばってみても、
くだらない小さなミスを繰り返して怒られ、

お昼に買ったパスタは思ったより全然美味しくなくて

ストッキングには穴が空いた

今日はユンギ君も忙しくて
朝に送ったメッセージは未読のまま


ようやく家に帰ると
もの悲しい気持ちが一気に込み上げてきた。




今日、なんだったんだろう

全くだめだめな日だった。

うーなんだ自分どうした。

自然と涙が溜まって

なんかもう色々溢れ出しそう







こんな日は、ユンギ君に会いたくて

ただただ抱きしめて欲しい。







でもそれは絶対叶わなくって。

…というか例え会えたとしてもユンギ君の場合
やさーしく抱きしめてくれるか謎だ…






だめだこりゃ、なんて諦めて
今日は家事なんてせず、
好きなもの食べて、お風呂入って、早く寝ちゃおう。





ユンギ君の動画は見ないでおこう。

多分たまらなく会いたい気持ちが止まらなくなりそうだ。





お風呂から上がって、髪を乾かして
お布団でぼんやり。

あー。眠くなってきた。

自分おつかれ…さま…







prrrr prrrr


「…よぼせよ」

『なに。もう寝てんの？まだ10時だけど』

「なんか今日眠くて…えへへ」

『あー俺も早く寝たい…』

「ふふ。お疲れさま…早く寝れるといいね」


あーなんか今日はユンギ君の声が
心にしみるよ

でも声聞いたら、つい弱音が出そうだ


『…具合悪いの？』

「え？悪くないよ！」

『なんかちがう』

「…っ 本当ねむいだけだよ」

『…あっそ。じゃ、おやすみ』

「うん。おやすみ…」




あーだめだ。なんか、涙が






『あほか。電話切ると思う？』




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