ユンギさんとのほのぼの毎日

弱くなる ページ27

HSside

「ほら、ヒョン！お水！」

『…ん』

ペットボトルの水をごっきゅごっきゅと
すごい勢いでユンギヒョンが飲み干す。

「もーヒョン飲みすぎ。具合悪くない？」

『そんな飲んでない。平気』

うそつけ、すっごいだるそうだろ…


今日の仕事終わり、メンバーやスタッフみんなでごはんを食べることになって
明日…もう日付回ってるから今日なんだけど、
仕事始まりが遅い時間だから
自然と皆お酒に手が出た。

ユンギヒョンももちろんお酒を飲んで、
例の甘えん坊電話をみんなで今か今かと待っていたんだけど

今日ヒョンはヌナに電話をしなかった。

あれー？なんて思ってるうちに、
ヒョンの顔が白いどころか真っ青になってきて
急いで帰って、今は宿舎。


「…ヌナとなにかあった？」

『なんで』

「やー、今日あんまり連絡とってなくない？」

『…別に』

あ、黙っちゃった。
まぁ2人にも色々事情あるよね。
ヒョンとヌナだから、まぁ大丈夫だろう。うんうん。

さて俺も着替えて寝よーっと！





『…ホソクはさ、今の彼女と前の彼女ちがう？』

へ？ちょっと待って、俺今Ｔシャツ半分しか着てない

「ちがうって？なにが？胸の大きさ？←」

『もういい』

「あー！うそうそ！真面目に聞くから！なに、なにがちがうのヒョンは？」

『…俺、こんなじゃなかった。
もっと余裕あった。好きにできた。
簡単だった。
なのに、なんで、
あいつを…なんであんなに縛り付けちゃうのか分からない。

合わないのかな…はは』



縛り付けるのは、夜の話じゃないよね？
なんて言ったら話してくれなくなるから言わないでおこう。


要は、ヌナのこと本気ですきって話でしょ？

ってゆーか、合わないのかなって…。




『こんなことなかった。
嫉妬したり不安なったり、本当面倒くさい。
自分が自分じゃなくて気持ちわるい。ガキすぎて。

そんな風に考えてたら、なんか、最近Aとうまく話せない。
向こうもすごい気ぃ使ってる』


珍しく弱気。あのユンギヒョンが。



「ヒョンはヌナが大好きなんだね」


『…すごいしんどい。

好きだけど …




好きにならなきゃよかった』



あーこれは…



「…うーん。ヒョン、失礼します！えいや！」

『は？？ぅわ！』



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