ユンギさんとのほのぼの毎日

夜明け前 ★ ページ18

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「いた…っ」


『…我慢して』






昨日と同じく、ユンギ君は全身に唇を這わす。
でも今日はただ口づけるだけじゃなく
きつく、強く、私の肌に跡を残す。






「や、…ちょっ、そこやだ」



『脚開けよ、狭い』





内腿に感じるユンギ君の熱い息遣いと
キリッとした痛み。

恥ずかしくて閉じかけた膝をまた広げられ、
ついには体の中心にまで口づける。






羞恥心で死にそうなのに

時折私の顏を確認しては
満足そうに口角を半分だけ上げて
更に私の弱い部分を攻めてくるユンギ君を見て、




あぁ、もうユンギ君になら何をされてもいい。
もっと彼を満足させたい

とか思っちゃうなんて自分でもびっくりだ。







『…やだ？』

「え？」

『涙、出てる』

「やじゃないよ、なんか感極まっただけ」



知らぬ間に出てた涙を払われ
背中に腕がまわり、ぎゅーっと抱きしめれると
全身でユンギ君の肌と重みを感じて、
汗ばんだうなじや背中を撫でて、
私も抱きしめ返す。



かわいいなぁ。
大好きだな。




「今日は、ユンギ君の好きなようにされたい。」


『…』


「もっと満足させたい。どうしたらいい？」




『…本当煽るのうまいよね、どこで覚えたの』

「うん？」

『今ので十分ですって言ったの』








いつもはびっくりするくらい優しく私を抱くユンギ君。

でも、今日は少しいじわるで喉が焼けるほど甘々で

砂糖も塩もたっぷり。







混ざり合う夜はあと少しで朝を迎えるけど、


明日の今頃はふたりとも別の場所に居るけど、


このまま2人でどろどろに溶けて




最高にだるくて、最高に幸せな朝をきっと私たちは迎えるはず。







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