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私、雪は森を歩いていた。
いつも来る筈なのに、今日はざわざわと違う音で葉がなびく。
いやな予感がした。
気にせず森を進んでいくと、人影が見えた。
一人…じゃないな。もう一人が近くに…
……引きずられてる？
近付く程、ずるずると地面に服が引きずられる音が谺する。
この森に入る人間は私くらいだ。
特に危険な訳ではないが、単に私の住んでいる村に、人が少ないだけである。
人が一人や二人、森に入っていても可笑しくはないが、人が引きずられているのはおかしい。
私は人影にさらに近付いた。
「…………」
そこで絶句した。
私は、とっさに非常用に持っていた銃の銃口を向けた。
「……お、やっほ」
人影は笑って手を挙げる。
「なーんでここに居るんですかね………にこ？」
冷や汗が止まらない。なんでここに。
そして、その引きずられているのは____
「いやぁシグが倒れててさ、運んでるんだよ」
「どこに」
「さぁ？」
私はにこを覚えている。
何年も前、この世界に飛ばされるまで、私とにこ、他のみんなも同級生だった。
この世界に飛ばされてから、皆変わってしまった。
「元の世界に戻りたいでしょ。そんなことばっかり続けて何の意味が…」
「……あのさぁ、俺だって帰りたいよ。だからこうしてんの」
………？意味が分からない。
「どういう意味？」
「“赤い月”だよ。俺は狂人。あの本の通りなら…俺は殺されないとね」
にこは笑って、下のシグを指さした。
「この人にね」
私は言葉が出なかった。
じゃあ今までの殺人は、シグに気付いて貰い、殺してもらう為にしていたのか？
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シグ - 疲れたぁ……けど完結出来て良かった！！ 次は他のメンバーも書こうかね〜 没ったらごめんよ(( (2017年10月8日 10時) (
レス) id: 97e2b18ddc (このIDを非表示/違反報告)
愛猫家 - ダメだ、面白かった、ありがとう(スライディング土下座)お疲れ様やぁ…めっちゃ面白かった、凄く面白かった、語彙力が足りなくて表せない程凄かった() (2017年10月7日 23時) (レス) id: 1bf5be8498 (このIDを非表示/違反報告)
シグ - おうせんきゅwwww もう終盤だからなんとなく設定は分かってくる筈だぜ(( いろんな場所の話交じってくるから訳分からんくなるかも← ま、まぁ頑張ります〜 (2017年10月7日 21時) (レス) id: 97e2b18ddc (このIDを非表示/違反報告)
愛猫家 - え、凄い、立場が凄い好き、え、めっちゃ好きな立場なんですけど(ｷﾗｷﾗ)ENDが凄い楽しみです(足が痺れ気味状態で待機) (2017年10月7日 18時) (レス) id: 1bf5be8498 (このIDを非表示/違反報告)
シグ - ありがとうww マジでストーリーどうしようか悩んでるシグです( とりあえず桜花とかおるとか雪とかも出したいんだけど………配役決めてねぇ★(死) あ、にこは大丈夫だぜd (2017年9月24日 11時) (レス) id: 97e2b18ddc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シグ | 作成日時：2017年9月17日 16時
