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「うおおおお飯だー！！」
「どんと食べてね！！」
『頂きます』とかいう掛け声もせずに、僕は飯を食った。
ここの飯は普通に旨かった。普通の米、普通の肉…特に不味い訳でもなく、普通に美味しかった。
それは数十分で平らげる程だった。
「めっちゃ美味しかった…」
腹は満たされた。
食べ過ぎかな、今動くと吐きそうな気がする
「どういたしまして」
蜜柑が笑顔で言った。
…これからどうしようか。国の物…何か漁ってくるか？
いや、蜜柑にバレたら追放かな。
「シグ、唐突でごめんね。お願いがあってさ」
僕の黒い思考を蜜柑が止めた。
「お願い？」
「うん。今日は何もしなくていいんだけど………結構、重要な話でさ。何せこの国は人手が足りなくて」
蜜柑は苦笑いをしながら言った。
人員が必要なお願い？
そういうタイプは大体面倒事の予兆だ。
行きは良いものの、中々帰らせてくれないという王道のオチがある。
何としても避けないとな。
「何するやつ？」
蜜柑は静かに席を立った。
そしてあるものを僕に見せた。
「________？」
写真だ。
その写真に人は居らず、夜空が写っていた。
その夜空の中央には_____赤い月があった。
何もかもを焼き尽くすような赤色。
背筋に寒気が走った。
「赤い、月？」
「…そう。遥か古代からの…まあ都市伝説みたいなやつらしくてさ。年に一度か二度、こんな赤い月が出るんだ」
蜜柑の表情は本気だった。
赤い月なんて見たことがない。
「この赤い月の夜に…月の光を全身に浴びた人間、は……」
蜜柑は目を伏せた。
その先の言葉が分かる気がした。
「自分の気付かない間に…意識と人格が狂う…」
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シグ - 疲れたぁ……けど完結出来て良かった！！ 次は他のメンバーも書こうかね〜 没ったらごめんよ(( (2017年10月8日 10時) (
レス) id: 97e2b18ddc (このIDを非表示/違反報告)
愛猫家 - ダメだ、面白かった、ありがとう(スライディング土下座)お疲れ様やぁ…めっちゃ面白かった、凄く面白かった、語彙力が足りなくて表せない程凄かった() (2017年10月7日 23時) (レス) id: 1bf5be8498 (このIDを非表示/違反報告)
シグ - おうせんきゅwwww もう終盤だからなんとなく設定は分かってくる筈だぜ(( いろんな場所の話交じってくるから訳分からんくなるかも← ま、まぁ頑張ります〜 (2017年10月7日 21時) (レス) id: 97e2b18ddc (このIDを非表示/違反報告)
愛猫家 - え、凄い、立場が凄い好き、え、めっちゃ好きな立場なんですけど(ｷﾗｷﾗ)ENDが凄い楽しみです(足が痺れ気味状態で待機) (2017年10月7日 18時) (レス) id: 1bf5be8498 (このIDを非表示/違反報告)
シグ - ありがとうww マジでストーリーどうしようか悩んでるシグです( とりあえず桜花とかおるとか雪とかも出したいんだけど………配役決めてねぇ★(死) あ、にこは大丈夫だぜd (2017年9月24日 11時) (レス) id: 97e2b18ddc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シグ | 作成日時：2017年9月17日 16時
