参話 ページ13
博麗神社に戻ってきた霊夢と魔理沙と式
帰って来た頃には、空に月が昇っていた。
「ご飯にするけど、魔理沙も食べてく?」
「そうさせてもらうぜ」
『あっ手伝うよ』
霊夢と晩御飯を作る。
白米、味噌汁、おひたし、焼き魚とシンプルな和食だ。
「おっこの味噌汁とおひたし美味いな」
「それは式が作ったやつよ」
「式も料理できんだな〜」
『うん、人並み程度には』
「「『ご馳走さま』」」
「ふぅ〜食った食った!」
「魔理沙、だらしないわよ」
出されたお茶を飲みながら、二人の会話を聞いている
「そうだ霊夢、今日泊まってって良いか?」
「なんでよ」
「だってもうこんなに暗くなってるんだぜ?乙女が一人で帰ったら危ないだろ?」
「え……」
「魔理沙って乙女だったの?」
「なんだとこら」
『ブフォwww』
二人の会話に笑いをこらえられず、お茶を吹き出してしまった
「おい、式笑うなって」
「明日は紅魔館にでも行きましょうか」
『こーまかん?』
「何で紅魔館なんだぜ?」
「あの魔法使いに、能力探ってもらうのよ。」
「あーパチュリーか」
『能力探りまたやるの?』
「えぇ。幻想郷案内のついでにね」
「んじゃ、人里何かもその内行くのか?」
「その予定よ」
今日一日だけでいろんな事があったな〜と思う。
妖怪とかいることすら知らなかった。
想像することもなかったようなことばかりだ。
一昨日の自分に話しても、信じてもらえないだろう。普段通り退屈しながら過ごすんだろうと。
でも、幻想郷では退屈することはないだろう
多分。
なんて考えていたら
「お風呂沸いたから、先入ってちょうだい」
『はーい』
*
〜風呂上がり〜
「枕投げしようぜ枕投げ!」
『えーもう寝たi「そぉれ!」ブファ』
顔面に枕が投げられた
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作者名:翡翠 式 | 作成日時:2020年1月6日 22時