繰り返し2 爆豪side ページ2
爆「どこが良い天気だよ」
Aの隣にどかっと座りベンチの上であぐらをかく。
そんな行儀悪さでもAは何も言わない。
どんなにイライラしててもAは聞いてこない。
それがこいつと俺の距離感。
それが俺にとって落ち着く関係だ。
『本に夢中で、雨降っていたことに気がつかなかったよ』
爆「気づけよバカが」
こいつは一つのことしか集中できないADHDっつう病気。
昔はこの病気のせいで色々と人間関係に歪みが出来ていたが、今はその病気を思わせないほど成長した。
たまに気を抜くと、今みたいに雨が降っていることすら気づかない。
バカっていうが、本当にバカにしているわけではなく、不器用な俺なりの褒め言葉だったり慰め言葉だ。
Aはそのことに気づいているため、嫌な顔せず『へへっ』と間抜けな顔をする。
爆「雄英、受かった」
『…そうか。よかった』
短い言葉だが、それだけでも俺は安心した。
爆「A。…ちげぇな。
夢魅。そろそろ俺を�牴鯤��瓩靴討�れ」
名前ではなく苗字を口にした途端、彼女はビクッと肩を鳴らす。
『…なぜだ。いい夢だろう』
爆「ああ、確かにな。ここは俺の嫌なこともあれば好きなこともある。
現実とそう変わりはしねぇ。
だがな、テメェはちげぇだろ。
俺とお前は、恋人同士じゃねぇ
ただのクラスメイトだ」
冷たく言い放ち、ベンチから立ち上がる。
ADHDっつう病気も、この夢の中で作られた設定。
本当はそんなもんに侵されてねぇ。
『この夢を解いても、君は次の夢で目を醒ます。
終わりはないんだよ？
それでも君は永遠と続く道を歩き進めるのかい？』
Aは縋り付くように俺を見上げる。
俺と目が合うが、俺は何も言わない。
諦めたのか夢魅は目を伏せた。
『覚悟はできているんだね。
爆豪さん。ごめんね。
私の問題に巻き込んでしまって』
爆「ハッ、今更だろ。
とりあえず�犖沈��甓鬚韻燭薀謄瓮Г屬鷁イ襪�らな』
意識が霞んできた。
夢から醒める時間。
そして、次の夢を見る合図。
『爆豪さん。私を救いに来てくれてありがとう。
次に会うときは、
あなたと私はクラスメイト』
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ナバナ - 、さん» フラグ外しました。ご指摘ありがとうございます。 (2018年3月18日 16時) (
レス) id: c1c4d786e5 (このIDを非表示/違反報告)
、 - 実在する人物、団体、アニメキャラ等を扱う二次創作になりますのでオリジナルフラグ外して下さい (2018年3月18日 14時) (レス) id: 6bb1170c00 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナバナ | 作成日時：2018年3月18日 13時
