私がお姉ちゃん！ ページ7
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「やっぱりヌナ、好み合うから楽しいや」
2人で買い物へ出かけた帰り道、買った荷物の袋を振り回しながらバーノンはそう言ってくれた。
「へへ、私も！」
VN「インスタ、ヌナが選んだ服のせると大抵みんな褒めてくれる」
「え〜 ファンの子は何着てても褒めてくれるでしょ？」
VN「ヌナのセンスがいいんだって」
そう言い切ったバーノンは鼻歌を歌いながらまた袋を揺らしてリズムにのって歩き出すから、買ったピアスの袋が落ちてしまって。
落としたことにも気付かないでまだ鼻歌を歌ったまま、「そういえばヌナさ、おすすめの映画があって」なんて楽しそうに私の方を振り返る。
「その前にコレ、そんな振り回すからだよ〜」
落とした袋をバーノンに差し出すと、驚いたリアクションをして「おっ、気付かなかった」って歯を見せて笑った。
メンバーにも、CARATにも、"Aとバーノンはどっちが年上か分からないねㅋㅋㅋ"なんてよく言われるけど、やっぱりバーノンの方が子供だもん。かわいいけど、やっぱり私の方がお姉ちゃんだ、絶対。ㅎㅎ
VN「なんかAヌナが久しぶりにヌナらしい」
「ちょっと〜 それどういう意味〜！」
VN「そんなに振り回すからだよ〜 って」
「へへ〜、お姉ちゃんらしかった？」
VN「うん、」
「だって私の方がお姉ちゃんだもんね〜」
VN「ヌナ、"今のは"ね？」
「あ、コラ〜〜！」
でもほんとは、バーノンと友達みたいにふざけ合えるのも楽しくて。
小走りをするバーノンを追いかけて捕まえようとしたら、歩道の少しの段差に躓いてバランスを崩しそうになった。そんな私の腕を引いたのは、つい今まで楽しそうにしていた彼で。
VN「…あっぶな」
そう呟いた姿は急にキリッとしてかっこよく思えた。整った顔してるなぁ、それでこの性格してるからずるいよなぁ、って こんな時に頭の中で思いを巡らせた。
「へへ、危なかった ありがと〜」
VN「ほらヌナ、こういうところㅋㅋ」
「あ、また言ったな〜」
VN「ほんとに危なっかしいよね」
そう言うとそのまま私の手を軽く繋いで歩き出す。今度は、ちゃんと隣で歩幅を合わせながら。
隣を歩くバーノンを見上げると、やっぱり確実に大人びたなぁと思うし、自分が、久しぶりに弟に構ってもらえたお姉ちゃん、みたいにも思えるし…
「…ずるい」
VN「ん？」
そう言って私の顔を覗き込むバーノンに、照れたのは絶対ひみつにしよう。
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ひかる(プロフ) - ミンギュの「結婚しよ！！！」パワーワードすぎて一生引きずる泣泣 (2020年5月8日 16時) (
レス) id: 84e6a889de (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみ(プロフ) - あおいさん» リクエストありがとうございます助かりますうう（ ; ; ）！ (2020年5月6日 10時) (レス) id: 089a96079c (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみ(プロフ) - みみたさん» 嬉しいですほんとに（；＿；）そのお話新鮮です！ありがとうございます（ ; ; ） (2020年5月6日 10時) (レス) id: 089a96079c (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみ(プロフ) - あいさん» 今日も！！？（ ; ; ）嬉しい、ありがとうございます（ ; ; ） (2020年5月6日 10時) (レス) id: 089a96079c (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - 2020年に入ってからのゴセの話やFLFLの話がみたいです！ (2020年4月28日 7時) (レス) id: 36d46fb96e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーみ
| 作成日時：2018年11月25日 18時
