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「30分も、そんな楽しかった？」
「違うって… あの子入ったばっかの新人で今日ちょっとミスしちゃって」
「ふーん、入ったばっかの新人にほっぺ掴まれるくらい仲良くなったんだ」
「…それはミンギュ君が人懐っこいだけで…」
「名前で呼んでるしやっぱ仲良いんだな」
「ウォヌだって」
「俺が何？」
「今まで…違う女の子と…」
「それは悪かったからもうやめたって言ったろ、今更引っ張り出すな」
「今更って…」
今までウォヌが違う女の子と会っていたのを知った時、私だってもっと色々言いたかった。自分の事を棚に上げて逆にどんどん不機嫌になるウォヌに、今は苛立ってしょうがない。誤解をさせたのは悪いかもしれないけど、私の話だって聞いてよ。
「もういいよ、私1人で帰れるから」
そう言って歩き出す私の手を掴んだのは、
「Aヌナ、1人じゃ危ないって」
ウォヌじゃない。ミンギュ君だった。
「…ミンギュ君」
「…ヌナ、彼氏が待ってるって言うから安心してたのに」
私の手を掴んだままのミンギュ君と、立ち止まる私を何も言わずに見つめるウォヌ。
「ほら見ろ、仲良いじゃん」
呆れたように笑いながらやっと発したその言葉は、やっぱり私を苛立たせたし、悲しくなった。ウォヌは私の事、信じてくれないんだね。
「…はぁ、ミンギュ君、帰ろ」
「でも…」
きっと今のウォヌに何を話しても無駄だと思ったから帰ろうとしたのに、気まずそうに後ろをチラチラ見るミンギュ君。
…私だって、どこかでウォヌに引き止めてほしいと思ってる。でも、ウォヌは何も言わない。
「…いいんですか」
ミンギュ君が最後にもう一度ウォヌに問いかけた。"勝手にしろ"とかどうせそんな言葉しか返ってこないのは察しがついたから、余計なこと聞かないでよ、って心の中でミンギュ君にも腹が立つ。ウォヌの事となると、私って本当にバカみたい。
…なのに。
「やっぱ駄目」
今度は私の手を掴んだのは、ウォヌだった。
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ゆーみ(プロフ) - いじふんさん» こう言って下さって本当に励みになりました更新頑張ります！！（；＿；） (2019年11月18日 19時) (
レス) id: 089a96079c (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみ(プロフ) - 紫陽花さん» 嬉しい、、ありがとうございます（；＿；） (2019年11月18日 19時) (レス) id: 089a96079c (このIDを非表示/違反報告)
いじふん(プロフ) - 続き待ってます泣 (2019年11月11日 22時) (レス) id: 810c891183 (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花(プロフ) - あーっすき！ホシくん好き！っていう気持ちが爆発する作品です、Carat最高！作者さん最高！！ (2019年3月11日 7時) (レス) id: fccbfe2d8d (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみ(プロフ) - しーさん» 本当ですか( ; _ ; )？嬉しいですありがとうございます、、！頑張れます( ; _ ; )/~~~ (2019年2月21日 22時) (レス) id: c4e1306a83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーみ
| 作成日時：2018年7月4日 22時
