#13 ページ43
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次の日。朝、教室に着くとジョンハンはすでに席に居て、机に伏せてまた寝ていた。
私が椅子を引く音に気付くと、ジョンハンは向きを変えてこちらを見る。
「Aだ、おはよー」
「…おはよう」
「昨日何で先に帰っちゃうんだよ〜」
「ごめんごめん、ジョンハンが寝てる間にちょっと先生に呼ばれちゃって」
「先生？何かあった？」
「いや、大した話じゃなかったんだけど…教室覗いたけど、もうジョンハン居なかったから」
「あれ… で、1人で帰ったの？」
「あー…うん、何かごめんね」
「ふーん」
ジョンハンはそう一言だけ呟くと、机に腕を伸ばして今度は窓の方を向いて寝るような姿勢になって。
いつもは何も面白い事を返せるわけでもないのに、ジョンハンは沢山話しかけてくれていたのに。
…怒ってる、のかな。
でも、ジョンハンのファンの女の子に呼び出されたなんて本人には言えないし、スンチョルと帰ったことも言えない。ジョンハンに嘘を重ねて、距離が離れるような気さえした。
…距離が離れるも何も元々そうだったんだと、心の中で笑ってしまいそうだ。
きっと、もうあまり一緒に居ない方が良い。
「…ジョンハン、予定があるから私帰るね」
「予定？」
「うん、ちょっと買い物行きたくて」
「付き合うのに」
「ううん、悪いからいい。また明日ね」
いっそのこと、ジョンハンが本当に怒ってるなら良かったのに、どうやらそうではない。
寧ろ、なんだよ〜なんてつまんなそうな顔をしたジョンハンに、嘘をついてまで断ってるのが心苦しくなった。
私、何してるんだろう。何が正解なんだろう。
…どうしたらいいか分からない。
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ゆーみ(プロフ) - いじふんさん» こう言って下さって本当に励みになりました更新頑張ります！！（；＿；） (2019年11月18日 19時) (
レス) id: 089a96079c (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみ(プロフ) - 紫陽花さん» 嬉しい、、ありがとうございます（；＿；） (2019年11月18日 19時) (レス) id: 089a96079c (このIDを非表示/違反報告)
いじふん(プロフ) - 続き待ってます泣 (2019年11月11日 22時) (レス) id: 810c891183 (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花(プロフ) - あーっすき！ホシくん好き！っていう気持ちが爆発する作品です、Carat最高！作者さん最高！！ (2019年3月11日 7時) (レス) id: fccbfe2d8d (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみ(プロフ) - しーさん» 本当ですか( ; _ ; )？嬉しいですありがとうございます、、！頑張れます( ; _ ; )/~~~ (2019年2月21日 22時) (レス) id: c4e1306a83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーみ
| 作成日時：2018年7月4日 22時
