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カフェの定休日でバイトが休みの日には、ジョンハンと帰る日々が1ヶ月ほど続いたある日。
「慣れ」というと少しおかしいような気もするけど、ジョンハンと帰るのが普通になりつつあったある日。
HRが終わっても机に伏せて寝ていたジョンハン。起こすか起こすまいか。私から起こして一緒に帰ろうと言うのは気が引ける。でも、今日はバイトが休みの水曜日。いつもだったらジョンハンと帰るのに声をかけずに先に帰るのもどうなんだろう。
…まぁ、そんな風に悩むくらいには、距離は縮まっていたと思う。
とりあえず、もう一度椅子を引いて自分の机に一旦腰を下ろした。恋人同士でもない。友達、と言う言葉も少しこそばゆい。
なのに、私はどうしてジョンハンが起きるのを待ってしまうんだろう。
クラスメイトは徐々に教室から出て行く。
次にドアが開く音がして、その方向を見ると立っていたのは3人の女の子。
見覚えがあるのは、よくジョンハンに会いに来てたから。１つ下の学年だったけど、目立つ3人組だった。彼女達も、自分の容姿に自信があるから他学年の校舎に堂々と来れてたんだろう。
人の減った放課後。つまり告白か何かだと察する事は出来たから、誤解されないように、出来るだけ怪しまれないように、でも自然に身支度を整えて教室を出ようとした。
「A先輩、ですよね？」
真ん中に立っていた、セミロングのふわふわに巻かれた髪に、すらっとした細い足に、ぱっちり二重の可愛らしい女の子。
なんで、私の名前を。
「はい、」
「先輩に話があったんです」
ちょっと良いですか？と、4人で教室を出た。ジョンハンに声はかけれないままだ。明日、何で勝手に帰ったんだよ、なんて言われるかもな。
女の子達が言いたい話はこうだった。
ふわふわヘアーの女の子はジョンハンの事が好きで、あのユンジョンハン先輩の彼女になって隣に並んで歩きたい。でも、先輩は誰とも付き合わない。ソヨン先輩だったらまだ諦めがついたかもしれないけど、何で何も努力してないあなたがジョンハン先輩の隣を歩けるんですか？あなたはジョンハン先輩に釣り合わない。ジョンハン先輩の株を下げないで欲しいんです。
言い返す必要は無いけど、言い返す言葉も無いと思った。
一応先輩の私に淡々と言ってのけるこの女の子の言ってる事は、別に間違ってない。
そんなの、私だって分かってる。
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ゆーみ(プロフ) - いじふんさん» こう言って下さって本当に励みになりました更新頑張ります！！（；＿；） (2019年11月18日 19時) (
レス) id: 089a96079c (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみ(プロフ) - 紫陽花さん» 嬉しい、、ありがとうございます（；＿；） (2019年11月18日 19時) (レス) id: 089a96079c (このIDを非表示/違反報告)
いじふん(プロフ) - 続き待ってます泣 (2019年11月11日 22時) (レス) id: 810c891183 (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花(プロフ) - あーっすき！ホシくん好き！っていう気持ちが爆発する作品です、Carat最高！作者さん最高！！ (2019年3月11日 7時) (レス) id: fccbfe2d8d (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみ(プロフ) - しーさん» 本当ですか( ; _ ; )？嬉しいですありがとうございます、、！頑張れます( ; _ ; )/~~~ (2019年2月21日 22時) (レス) id: c4e1306a83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーみ
| 作成日時：2018年7月4日 22時
