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私なんかが関わる事のないと思っていたユンジョンハン君。
スンチョルから得た情報では、好き嫌いがハッキリしてる、気に入った人には懐く…そして、少なくとも私の事をそのへんのギャラリーの女の子達とは思ってない、という事。
私だって、スンチョルが言ってた女の子みたいに、隣になる為にわざと教科書を忘れようとかは勿論思ってないし、どうなりたいとかもない。
ただ、何となくユンジョンハン君の知らなかった一面を見れたのが、嬉しかった。何もない普通の私の日常がキラキラした、なんて言うと大袈裟だってスンチョルが笑うかもしれないけど。
「あ、Aさん おはよー」
だから次の日、ユンジョンハン君の方から私に話しかけてきた時は、夢かと思ったんだ。
「えっ」
「えっ？」
「あっ、いや、おはよう…」
「うん、おはよー 眠いね」
「あっ、うん、私も…」
片手で引いた椅子に腰掛けると、夜更かしでもしたの？って更に問いかけてくるユンジョンハン君。
思わず同意の言葉が出てしまっただけで本当は眠くないのに…
一言の会話もうまくできない自分が恥ずかしい。ユンジョンハン君は不思議そうに私を見つめたままだし…。
「ううん、あ、えっと、本当は眠くなくて」
「何それ、Aさん面白すぎ」
私の言葉にユンジョンハン君はプッと吹き出して笑って。また新しい一面を知ってしまった。こんな風にクシャッと笑うなんて、知らなかった。
「いやいや…」
「Aさんってさ」
「はい…？」
「全然俺の方見ないよね、あんまり話してくれないし」
「えっ、いや…」
何で私なんかに、こんな事言うんだろう。
そもそも、ユンジョンハン君みたいな人気者と私が仲良くペラペラ喋ってたらおかしいでしょ？
そもそもこんな綺麗な顔、まともに見れないのが普通じゃない？ 一瞬で頭の中はこんな事ばかりになって、またうまく言葉は出ない。
ユンジョンハン君が少し不貞腐れたような顔をしてるように見えるのは、私が疲れてるだけだ、きっと。
「俺はAさんともっと話してみたいんだけど」
「へっ？！」
思わず出てしまった大きい声に、ユンジョンハン君は"Aさん、うるさい"なんて悪い顔で笑った。
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ゆーみ(プロフ) - いじふんさん» こう言って下さって本当に励みになりました更新頑張ります！！（；＿；） (2019年11月18日 19時) (
レス) id: 089a96079c (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみ(プロフ) - 紫陽花さん» 嬉しい、、ありがとうございます（；＿；） (2019年11月18日 19時) (レス) id: 089a96079c (このIDを非表示/違反報告)
いじふん(プロフ) - 続き待ってます泣 (2019年11月11日 22時) (レス) id: 810c891183 (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花(プロフ) - あーっすき！ホシくん好き！っていう気持ちが爆発する作品です、Carat最高！作者さん最高！！ (2019年3月11日 7時) (レス) id: fccbfe2d8d (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみ(プロフ) - しーさん» 本当ですか( ; _ ; )？嬉しいですありがとうございます、、！頑張れます( ; _ ; )/~~~ (2019年2月21日 22時) (レス) id: c4e1306a83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーみ
| 作成日時：2018年7月4日 22時
