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私とスニョンの家は同じ方面にあって、途中の公園で話そうとなった。向かう間も、スニョンは今日の講義の先生がどうとか、バイトの新人のチャニっていう後輩が可愛いって話とか、普通の話をして普通にしていてくれた。
私はスニョンに助けてもらってばかりだ。
公園に着いたのはもう夕方で、ベンチに腰掛けるとスニョンは、あ。って思い出したように、自動販売機であったかいココアを２つ買って持ってきてくれる。
「…ありがとう」
「おー、気にすんな気にすんな」
「…この前の、返事。したくて」
「うん、」
「私、やっぱりウォヌが好きなの」
「…ん」
「バカだよね、何回も他の女の子と…ってあったし、その度スニョンに話聞いてもらって助けてくれたのに…スニョンを選べってきっとみんなに怒られると思う」
「だろうな〜」
「もう…」
「プッ、冗談冗談」
「ううん、でも本当に私ずるいけど、スニョンともう友達で居られなくなるかと思ったら言いたくなかったの」
「バカA、俺が友達までやめると思ってんの？」
「だって…」
「友達までやめねーよ、ほんとAってバカだね」
「もう、バカバカ言って〜」
「…うん、でもありがとな」
私の方こそ、ありがとうなのに。
ごめんね、スニョン。
「私こそ、ありがとう、本当に」
「んだよ〜、改まってそんなの、照れんじゃん」
「それと、ごめんね…。 今までずっと スニョンの気も知らずに頼ってばっかで」
「いーんだよ、心ん中でウォヌの事何回も殴ってたけど」
「ふふ、何それ」
嘘か本当かわからない冗談を交えたりして、話しやすいように気まずくならないようにしてくれるスニョン。
いつも私の話を真剣に聞いてくれて、間違ってる時は怒って、それでも私の味方で居てくれた。
「スニョンは私が出会ってきた中で一番優しくて一番面白くて…最高な人だから、私なんかより良い人に出会って絶対幸せになって」
「…俺にとってはそれがAだったんだって」
「…」
「じゃなきゃこんなずっと好きでいなかったよ」
それでも。今のスニョンは少し寂しそうに見えて、でもそうさせてしまったのは私で、何も言えなくなってしまった。
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ゆーみ(プロフ) - いじふんさん» こう言って下さって本当に励みになりました更新頑張ります！！（；＿；） (2019年11月18日 19時) (
レス) id: 089a96079c (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみ(プロフ) - 紫陽花さん» 嬉しい、、ありがとうございます（；＿；） (2019年11月18日 19時) (レス) id: 089a96079c (このIDを非表示/違反報告)
いじふん(プロフ) - 続き待ってます泣 (2019年11月11日 22時) (レス) id: 810c891183 (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花(プロフ) - あーっすき！ホシくん好き！っていう気持ちが爆発する作品です、Carat最高！作者さん最高！！ (2019年3月11日 7時) (レス) id: fccbfe2d8d (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみ(プロフ) - しーさん» 本当ですか( ; _ ; )？嬉しいですありがとうございます、、！頑張れます( ; _ ; )/~~~ (2019年2月21日 22時) (レス) id: c4e1306a83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーみ
| 作成日時：2018年7月4日 22時
