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「何それ、別にA悪くねーじゃん！」
昨日の話を聞いてもらうと、そんなことを言って私以上に怒るスニョンを本当に良い奴だと思う。
「…うーん、でも」
「なんだよ〜、また好きだからって〜？」
「…私も誤解させちゃったから」
「…ウォヌの嫉妬って言えば聞こえはいいんだけどな」
「へ？」
「いやー…なんかさ」
「何、思うこと全部言ってよ、スニョン」
「ウォヌはAを下に見てる…極端に言ったら支配してる、ってゆーか」
「…あは、なにそれ」
「自分のしてきた事は、棚に上げて、ってゆーか。うまくAを丸め込んで…俺、分かんねーけど。そういうの、恋愛っていうのかな」
「…スニョン、そんな事も言えるんだね」
何だか、うまく、笑えなくて。
確信をつかれたから？スニョンにいつもみたいに笑って誤魔化して欲しかったのに「いやマジだって」なんて真剣な目をするスニョンに、もっと笑えなくなった。
「…俺の気にしすぎか、ごめんごめん」
「そんな事ないと思う…」
「Aの悲しむ顔、ブスだから」
「…バカスニョン〜〜」
ふざけてスニョンに抱きつこうとすれば、"やめろ！ウォヌに怒られる！"なんてスニョンもやっと笑ってふざけてきたから。
今度はちゃんと笑えた。
「でも日曜日出掛けるんだろ、明後日じゃん、どこ行くか決めたの？」
「あー、決めてない…なーんか、スニョンの言うこと図星だなぁ」
「ん？」
「日曜日だって 私が予定たてなきゃあっちは何も言ってこないよ」
「…だからさぁ」
「でもウォヌは変わるって言ったから、今回は連絡待ってみようかな、って」
"Aがいいならそうしな"
スニョンはいつも私の気持ちを大切にしてくれた。
ウォヌにはない…ところ。
スニョンの彼女になる子は、きっと幸せだろうな。でも、スニョンに彼女が出来たらこうして気軽に会えなくなるのかな。そう思ったら、なんか寂しくなった。
「…スニョンは彼女できそう？」
「コラなんだその聞き方」
「へへへ」
「俺はなー！本気出せばすぐ…」
「わ、言ったな〜」
「…」
「？ でもスニョン人気あるし…」
「俺はねぇ、いいの」
そう言って笑うスニョンはなんだか、笑ってたけど寂しそうに見えて。私はそれ以上なにも言えなかった。
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ゆーみ(プロフ) - いじふんさん» こう言って下さって本当に励みになりました更新頑張ります！！（；＿；） (2019年11月18日 19時) (
レス) id: 089a96079c (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみ(プロフ) - 紫陽花さん» 嬉しい、、ありがとうございます（；＿；） (2019年11月18日 19時) (レス) id: 089a96079c (このIDを非表示/違反報告)
いじふん(プロフ) - 続き待ってます泣 (2019年11月11日 22時) (レス) id: 810c891183 (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花(プロフ) - あーっすき！ホシくん好き！っていう気持ちが爆発する作品です、Carat最高！作者さん最高！！ (2019年3月11日 7時) (レス) id: fccbfe2d8d (このIDを非表示/違反報告)
ゆーみ(プロフ) - しーさん» 本当ですか( ; _ ; )？嬉しいですありがとうございます、、！頑張れます( ; _ ; )/~~~ (2019年2月21日 22時) (レス) id: c4e1306a83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーみ
| 作成日時：2018年7月4日 22時
