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雀の鳴き声が少量聞こえて
一定のリズムを奏でるピアノの音で起きた
いつもと変わらない朝
ただひとつを除いて
あやと「おはよ、よく寝れた？」
「うん、ありがとう」
感謝の言葉を述べるとあやとくんは決まって
鼻にかかった声でんふふと笑う
初めはこの声が愛おしいと思った
この人と一緒だったら幸せになれるって
あやと「A？なんか怖い顔してるけど、大丈夫？」
「ごめんごめん。大丈夫だよ」
あやと「良かった」
基本的にあやとくんは朝には殴ってこない
だから、息抜きができるのもここだけ
寝起きが悪い自分もこの一時を求めて目を覚ます
今日は少し遅くなるって言ってたから
お話して帰っても大丈夫かな、？
こんな心配、馬鹿馬鹿しい
最近同期とかと話してなかったし、久しぶりに
仲良く会話をしたい
新ネタも作りたいしな
「今日ちょっと遅いんだっけ？」
あやと「うん、ちょっと会議入ってて。ごめんな」
「いや、私も新ネタ作りたいなって思っとったから
ちょうどいいよ」
あやと「…あんまり遅くならんようにな」
光のないマットな目を見る度にドキンと鳴る胸
慣れないなぁ
劇場の緊張とか初めての収録とか
慣れんの早い方やったのに、
これだけは例外なのかも
「大丈夫だよ。帰る時に連絡するね」
あやと「絶対だよ」
「うん、約束」
子供のように指を絡ませてから家を出る
やっと
楽しい時間程すぐ過ぎるって言うからな
仕事の時間を堪能せんと
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りた(プロフ) - 244yukaさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！ (2021年11月9日 16時) (
レス) id: c63a946cef (このIDを非表示/違反報告)
244yuka(プロフ) - 初めまして！開始当初からずっと拝見させて頂いてます。めちゃくちゃ辛いです…笑 早くリリーさん助けて！って思いながら毎回読んでます笑 また楽しみにしております！無理なさらない程度で更新して下さいね！ (2021年11月5日 8時) (レス) @page36 id: 14faa5d2a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りた | 作成日時：2021年10月9日 15時
