偶然 ページ6
「こんなところで会うとはね。」
BH「ね。すごい偶然。・・・いつぶり？」
「んー、2年くらいかな。」
BH「なんかすげー可愛くなった。」
そう言って私の頭を撫でるベクオッパ。
わかってる。
この手は、妹として扱われてる時の手。
分かってるんだけど、
なんか嬉しい。
BH「彼氏でもできた？」
「うん、いるよ。」
BH「え！まじ！？」
「なんかその反応傷つくんだけどw」
BH「やー、なんか自分のモノ取られた気分〜」
なに、それ。
自分から離れていったんじゃん。
受験が上手くいったかも、
あれからどこの大学に行ったかも知らない。
まぁもうべくオッパは大学生だもんね。
BH「・・・あの時は、ごめん。」
「え？」
BH「自分のことしか考えられない俺が馬鹿だったよ。」
「オッパ、、、」
その顔。
遠くの方を見ながら話すその横顔がだいすきだった。
BH「あーあ。こんなに可愛くなるんだったら離さなきゃよかったー。」
「何言ってるのw」
BH「まぁ昔も可愛かったけどさ。彼氏いるとか萎えるわ。」
「オッパに似てるよ。すごく元気でイケメンで優しいの。あと子供っぽい。」
BH「俺のことそんなふうに思ってたの。子供っぽいって？」
「思ってた。」
BH「Aのほうがガキなんだけどー。」
どこか安心するのはどうしてだろう。
早く戻らないといけないのに。
楽しくて、
このままずっと話していたくて、
BH「っていうか誰かと一緒に来てるんじゃないの？」
「・・・あ、そうだった。」
BH「戻ろうか。連れて行ってあげる。」
「え！」
いやそれはまずい。
非常にまずい。
「いや、いいよ。」
BH「え？なんで？」
「え？あの、ほら私ライオン連れてきてるから！」
BH「ライオン！？」
「うん！そう！」
BH「なにそれ超見たいんだけど。」
「は？」
BH「いいから行こ。」
そう言って私の手を引いたベクオッパ。
乱暴に掴まれた私の腕。
昔もこうやってひっぱってくれてたっけ。
懐かしいな。
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らあ(プロフ) - るかさん» はなちゃん良い奴なんですよ (2018年7月24日 23時) (
レス) id: f9ae5e5625 (このIDを非表示/違反報告)
るか - え、はなちゃん、、いいこ、、 (2018年7月24日 22時) (レス) id: 1a9cf9029f (このIDを非表示/違反報告)
てつこ(プロフ) - らあさん» 紳士。 (2018年7月22日 9時) (レス) id: b59dde0298 (このIDを非表示/違反報告)
てつこ(プロフ) - テヒョン…。なんか今のタイミングで来るとか、かっこよすぎません？ (2018年7月22日 8時) (レス) id: b59dde0298 (このIDを非表示/違反報告)
らあ(プロフ) - さとぅーさん» ありがとうございます(￣∇￣)また番外編で書こうとは思っています(^^) (2018年7月10日 19時) (レス) id: f9ae5e5625 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らあ
| 作成日時：2018年6月23日 17時
