第55話 ページ8
その後も心当たりがある人里を訪れてみるがどこも青龍が近くにいる気配はしなかった
ユン「ここもダメか〜」
色々と歩き回った私達はだいぶ疲れていた
キジャ「向こうからもやっと...」
キジャが指す方向はまだ先の方だった
ユン「え？まだ向こう？」
疲れた様に声を上げたユン
ユン「おかしいな...それらしき所には行ったのに...」
そういえばあの先の方向は戒帝国だった気がする
「じゃあ、青龍は国境を越えたって事？」
私がそう尋ねるがユンは悩むばかりだった
その時、キジャがヨナ姫の元へ寄った
キジャ「姫様、足を痛めたのですか？」
心配するキジャ
ヨナ「大丈夫...ちょっと疲れただけ」
ヨナ姫はそう言って足首をさすっていた
すると、横からユンの手が伸びてヨナ姫に何かを渡した
ユン「飲んで」
たった一言だけ言うとヨナ姫はそれに従って飲む
ヨナ「...おいしい...何、これ？」
ヨナ姫は目をキラキラと輝かせてユンに尋ねる
へぇ...そんなに美味しいのか...
ヨナ姫のその様子を見ていたら興味が湧いた
「ユン、僕にも一口頂戴」
ユン「はい」
飲むと疲労回復のビワの果実酒ってユンは言ってたっけな
一口飲んでみると想像おりはるかに美味しくて思わず半分以上飲んでしまった
ありがとう、と言ってユンに渡して、私は一目散に逃げた
後ろからユンのあーっ！！、と驚く声は聞こえない、聞こえない...
キジャ「...」
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サヤ(プロフ) - 続きが楽しみです！頑張ってください！ (2021年4月9日 1時) (
レス) id: 4f60a72d2e (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - チート！格好いい！羨ましい！笑笑 (2020年5月21日 4時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
ぷかぷかさん(プロフ) - この作品の更新を待ってくれている人がいる事がわかって、励みを貰いました！お返事遅くなってしまいましたが、コメントありがとうございます！ (2020年3月13日 0時) (レス) id: 0372dac468 (このIDを非表示/違反報告)
�桟鈬�(プロフ) - 更新お願いします・・・っ！！ (2020年1月27日 17時) (レス) id: 3d3e727d76 (このIDを非表示/違反報告)
ぷかぷかさん(プロフ) - すいません。忘れていました…教えてくれてありがとうございます (2019年8月13日 22時) (レス) id: 0372dac468 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷかぷかさん | 作成日時：2019年8月13日 22時
