第54話 ページ7
朝
重たい瞼をどうにか持ち上げ、その辺の川で顔を洗っていると近くから高い悲鳴が聞こえた
ヨナ「キャーっ！キジャ、綺麗な顔が大変よ！？」
ヨナ姫の声がする方を向けばそこにはげっそりとした顔つきのキジャがいた
ハク「おい、背中に虫いんぞ」
キジャ「キャーーー！！！！」
ハクの嘘を真に受けキジャは泣き叫ぶ
当の本人は口笛を吹き、知らん顔
ユン「静かにしな。珍獣共」
またか...と思いながら吐き捨てる様に宥めるユン
ユン「いーい？これから人里に入るんだから、しかも火の部族の土地だから目立つんじゃないよ...無理だけど」
そう言うユンに私達ははーい、と返事をした
＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿
何か所目かの人里で私とキジャは青龍の気配を探していた
ユン「キジャ、A」
いる？、という意味でユンは私とキジャの名を呼んだ
「...いない、ここにはいません」
キジャもそれに頷く
ユン「そう簡単にはいかないか。じゃ、次はここから十里先の...」
ハク「待て、」
次の目的地を目指すためにユンが道を考えていたらハクがユンを止めた
ハク「そこはダメだ。火の部族の訓練場になってる」
ユン顔が驚きに染まる
ユン「えっ...じゃあここは？」
ハク「そこは最近開拓されて...」
ユン「うわっ行ったらヤバかったね」
ハクとユンの様子を間近で見て、ふと隣にいるキジャえを見たら複雑そうな表情だった
「キジャ」
私が声をかけるとキジャはハッとして私を見た
「大丈夫？どうしたの？」
そう聞くとキジャは遠慮がちに笑った
キジャ「いや、大丈夫だ...」
それでも私はキジャが心配だった
ユン「じゃ、行くよー」
その声にまた私達は歩き出した
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サヤ(プロフ) - 続きが楽しみです！頑張ってください！ (2021年4月9日 1時) (
レス) id: 4f60a72d2e (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - チート！格好いい！羨ましい！笑笑 (2020年5月21日 4時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
ぷかぷかさん(プロフ) - この作品の更新を待ってくれている人がいる事がわかって、励みを貰いました！お返事遅くなってしまいましたが、コメントありがとうございます！ (2020年3月13日 0時) (レス) id: 0372dac468 (このIDを非表示/違反報告)
�桟鈬�(プロフ) - 更新お願いします・・・っ！！ (2020年1月27日 17時) (レス) id: 3d3e727d76 (このIDを非表示/違反報告)
ぷかぷかさん(プロフ) - すいません。忘れていました…教えてくれてありがとうございます (2019年8月13日 22時) (レス) id: 0372dac468 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷかぷかさん | 作成日時：2019年8月13日 22時
