第70話 ページ23
「ごほんっ...えーっと、皆は今どこに向かってるの？」
これ以上私の事を話されても困るので咳ばらいをし、話題を変える
ユン「そういえばまだ言ってなかったね。キジャが緑龍の気配がするって言ってたからその方向に向かってるんだよ」
「へー、緑龍か...」
私も一応緑龍の気配を探してみる
...本当だ確かに緑龍の気配が感じた
ユン「さて、Aも目が覚めた事だし、行くよ！」
＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿
＿＿
夜
夜ご飯も食べ、皆が寝静まった頃、私は中々寝付けなかった
(そんなに男装してる事隠したいの？)
いきなり声が聞こえた
「うわぁ！誰！？...っ！」
思わず声を上げてしまい、ハッとして皆を起こしてないか口を塞いだ
(私だよ！亜希！)
え、亜希！？
(そうそう)
どうして亜希の声が聞こえるんだ？
(なんか、一回あなたの夢の中に出てきたらできるようになったの)
へぇ...すごい...
(あ、そうだ、私あなたに伝えなきゃいけない事があったの)
伝えなきゃいけない事？
一体なんだろう？
(旅の目的地に着く前に龍の気配を消せるようにしたいの)
龍の気配？どうして？そもそも気配って消せることできるの？
私は首をかしげ、疑問を言う
(消せるかどうかは分からないけど、これまでの旅を振り返ると多分、紫龍の気配ってあまり強くはないと思うの)
...確かに
キジャは私が紫龍って事が分かったのはちゃんと気配を探した時だったな...
じゃあ、しっかり探さないと分からない程の弱さって事なのか
(そういう事。で、次に会う緑龍はかなり気配に敏感な人なの。だから、少しでも緑龍に近づくためには紫龍の気配を少しでも消すこと)
それは分かったけど、どうしてそんなに私に協力してくれるの？
私がそう聞くと亜希は数秒黙った後に話し始めた
(...私、前の世界では緑龍が推しだったの...だから、会いたくて...)
お、推し？推しとは...
(好きって事！)
え、じゃあ亜希は緑龍の事恋愛対象として見てたの！？
それは意外だなぁ...
(違うよ！私は愛してるじゃなくて、普通の好きってことで推してたの！)
あ、そうなの？そんなに怒らなくても...
私の解釈違いで亜希はすごい怒るなぁ...
そして亜希は溜息を出して冷静になった
(はぁ...とにかく、龍の気配をできるだけ消して、目的地に着いたらハクと行動してね)
分かった
そこで会話は途切れた
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サヤ(プロフ) - 続きが楽しみです！頑張ってください！ (2021年4月9日 1時) (
レス) id: 4f60a72d2e (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - チート！格好いい！羨ましい！笑笑 (2020年5月21日 4時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
ぷかぷかさん(プロフ) - この作品の更新を待ってくれている人がいる事がわかって、励みを貰いました！お返事遅くなってしまいましたが、コメントありがとうございます！ (2020年3月13日 0時) (レス) id: 0372dac468 (このIDを非表示/違反報告)
�桟鈬�(プロフ) - 更新お願いします・・・っ！！ (2020年1月27日 17時) (レス) id: 3d3e727d76 (このIDを非表示/違反報告)
ぷかぷかさん(プロフ) - すいません。忘れていました…教えてくれてありがとうございます (2019年8月13日 22時) (レス) id: 0372dac468 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷかぷかさん | 作成日時：2019年8月13日 22時
