第66話 ページ19
「そうですね。キジャのおかげでヨナ姫様が元気になって良かったです」
私がそう言うとキジャはまた誇らしげに言った
キジャ「この私がいる限り案ずる事は何もございません」
キジャは龍の爪を出し始めた
最初は不思議に思ったがキジャのやりたい事を察して私も短剣を出した
ユン「Aもキジャも何すんのさ...」
私達を見ていたユンが聞いてきた
キジャ「「掘る」」
私とキジャが同時に答えた時、キジャの腕を見た村人が叫んだ
村人「う、うわああああっ！！」
村人「化け物...！！！」
そんな村人達にキジャは冷たく言った
キジャ「騒がしいぞ。青龍の里を守る者達が情けない...私は白龍と言ったであろう」
村人達はキジャの言葉に呆然としていた
そして一人が狂ったように瓦礫を叩き始めた
村人「うわあああっ！！もう嫌だ、出してくれ！だいたい俺はこんな穴ぐらにはすみたくなかったんだ！それをあいつが、あいつが！あいつのせいで...！！」
そこまで言った村人にヨナ姫は聞いた
ヨナ「どうして？...どうして青龍の力が呪いなの？彼は邪悪なんかじゃ...」
村人「余所者に何がわかる！！」
ヨナ姫が青龍のことを言おうとしたら村人が怒鳴った
その時、青龍が動き出す気配を感じた
そのままどこに行くのか様子を見ていたらどうやらこっちに来ている
「キジャ...」
私がそう声をかけるのと同時に青龍が到着した
周りは青龍が現れた事に混乱していた
青龍はそのまま出してれ！と言っていた村人に近づいた
村人「おっ俺は何も...あ...っよ、余所者に話してなんか...う...あ、うわああああ！！」
とうとう沈黙する青龍に耐えられなくなり叫び出した
そしてそのまま手を振り上げた
村人「寄るな、化け物！殺さないでくれっ！寄るなあっ！！」
振り上げた手は青龍のつけていたお面に当たり、その拍子にお面は青龍から離れていった
カラン...と、お面が地面に落ちる音が響いた
「...っ」
初めて青龍を見た印象は瞳だった
息も止まる程の美しい瞳をしていた
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サヤ(プロフ) - 続きが楽しみです！頑張ってください！ (2021年4月9日 1時) (
レス) id: 4f60a72d2e (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - チート！格好いい！羨ましい！笑笑 (2020年5月21日 4時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
ぷかぷかさん(プロフ) - この作品の更新を待ってくれている人がいる事がわかって、励みを貰いました！お返事遅くなってしまいましたが、コメントありがとうございます！ (2020年3月13日 0時) (レス) id: 0372dac468 (このIDを非表示/違反報告)
�桟鈬�(プロフ) - 更新お願いします・・・っ！！ (2020年1月27日 17時) (レス) id: 3d3e727d76 (このIDを非表示/違反報告)
ぷかぷかさん(プロフ) - すいません。忘れていました…教えてくれてありがとうございます (2019年8月13日 22時) (レス) id: 0372dac468 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷかぷかさん | 作成日時：2019年8月13日 22時
