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14 JS ページ14
「元々代表は私のデビューなんて考えてなかったのかな?....皆の雰囲気作りだけの役割だったのかな....女だからデビュー出来ないって....代表だったら前から分かってた事なのに変に期待させてもう6年経つのに」
「A.......」
そう彼女は僕が来るずっと前からプレディスで練習期間を積み上げてきた。
なのに女性という理由だけでデビューも出来ない。
この世界は悪だと初めて感じた。
「これからAはどうするの....」
「契約も今年までなの」
「そんな....ッ」
その言葉は今年デビュー出来なかった場合練習生も出来ないと言う事。
「そんなの....」
「あんまりだよね」
「でも良いの、皆がデビューしてくれれば。」
そう言うと準備していた荷物を持ち僕に手を差し伸べるA。
「ほら、練習行くよ」
何故彼女はここまで完璧なのに....
努力をしても実らないなんて意地悪すぎる。
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作者名:はにたん | 作成日時:2017年11月21日 19時