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11 SC ページ11
悲しくてなのか、寂しくてなのか、ショックなのか分からないが気を紛らすために必死に練習をぶっ通した。
「はあ.......はあ....」
体が限界だと悲鳴をあげた。
俺はそのまま床へ転がり、白い天井をじーと見ていた。
すると目の前にはペットボトルの底。
「はい、これ」
「おう、さんk.......A」
いつもドユンから貰う時の癖が出た。
そんな俺を見てAは微笑んだ。
「私はチョラとデビューするんだからね」
「A.......」
「.......好きだよチョラ」
俺に好きだと言ったAの頬には涙が流れていた。
「....泣くなよっ、お前は笑ってろ」
「ドユナに掛けるいい言葉が思いつかなかったっ....苦しんでたはずなのにっ....」
ああ、お前は優しすぎるよA。
お前は泣かなくていいのに。
そんなAを強く、強く抱きしめた。
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作者名:はにたん | 作成日時:2017年11月21日 19時