3-27 ガオガオ ページ28
部屋に戻り3人は消灯を続け…
目標の4時を達成した。
1度小休憩を挟むことになりしばゆーは部屋を出て俺はトイレに向かった。
部屋に戻ってくるとなぜかAが俺の布団の上にペタンと座っている。
「ここ、俺の布団。」
『…うん。』
「うんって…
一緒に寝ちゃう？アイツに内緒で。」
冗談気味に言い肩を組むと、『んーー…』と唸って
俺の体に頭を押し付けて寄りかかってきた。思わず抱きしめようとしたら弱気な声で眠い、疲れました…と呟かれた。
腕の位置は背中から上の方に移動し
そうだよな、と肯定しながら頭をなでなでする。
『眠気…覚ましたい。』
彼女の視線はバットの方に向いてる。
俺たちがケツバットで使っていたものだ。
「Aにすんのはちょっとな…。」
『どうしてもダメですか？』
どうしてもって言われても。絵面ヤバいし。
Aが俺に叩かれて痛がってるとか耐えてんのみたら申し訳ないがムラつく。
そんな事を考えていたら…
ウトウトしてさらに無防備なAに悪戯心が芽生える。
「Aー。」
「痛いことじゃなくてきもちー事ならいいよ。」
『気持ちい？』
「健全じゃないけど。」
そう言って彼女の上に跨って押し倒す。両手首を布団に押さえつけた。
まだ頭が働いていないのか、はたまた何をされるのか察しがつかないのか…キョトンとした顔で俺を見つめてくる。
そんなところも可愛いくって仕方ない。
我慢できなくなってAの白い首筋に甘噛みをする。
『んっ…としくん？』
黙ったまま続けていると絶えず甘い声を漏らし、俺の名前を呼ぶ彼女。
「止まらんくなる。」
すると、素早い足音がこちらに近付いてくる。
え、何？と振り返るとバットを振りかざしている
しばゆー。
寝てないせいか目がバキバキで怖い。
寝てないからそんな殺気立ってんだよね…?
としみつ
「あ、やっべ。」
しばゆー
「成敗するぞ。」
スパーーーンとココイチの軽快な音と、としみつの声が響いた。
それからAの布団はとしみつの横からしばゆーの横に変更された。本人(としみつ)の希望により。
再び気合いの消灯を迎えようとした時
しばゆー
「あ、ちょっと待って！最後に龍角散…」
戻ってくる際に足を躓かせて盛大に龍角散をばら蒔いた。
【彼は既に限界です】
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名無し(プロフ) - りのんさん» そうですね、歌と相まって…笑 (2021年8月22日 20時) (
レス) id: aa5007548a (このIDを非表示/違反報告)
りのん(プロフ) - この朝食のシーン切なすぎますよね...笑 (2021年8月22日 20時) (レス) id: 551dfef4a8 (このIDを非表示/違反報告)
名無し(プロフ) - みおさん» コメントありがとうございます!! そう言って頂けて嬉しいです(*´`) 完結まで間近なので是非二人の様子を見届けて下さい笑 (2021年8月22日 7時) (レス) id: aa5007548a (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - しばゆーと一緒に頑張ってほしい！しばゆーの可愛さがところどころ見えるのが嬉しいです！楽しみにしてます！ (2021年8月22日 0時) (レス) id: e030db3d3a (このIDを非表示/違反報告)
名無し(プロフ) - りのんさん» かわいいーー！それ最高ですね´`* (2021年8月16日 22時) (レス) id: aa5007548a (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2021年8月2日 22時
