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てつやがしゃがみおんぶする形を取る。
少し迷ったがこのままだとてつやくんも濡れてしまう…
お願いします！とてつやに抱きつく。
はいよーー！と気合十分のてつやにAの背中を落ちないように後ろからりょうが支え走る。
りょうの車に戻るよりてつやの車まで距離の方が短かったのでその方向に向かった。
車内に着くと3人の体はびしょびしょでお風呂に入った後並みに濡れてる。
りょう
「これはヤバイねーー。」
『さ、寒いですね…』
てつや
「待ってー今暖房つけるから。」
ぶぉぉぉ。
拭くものなどないので温風で体をとりあえず暖める。てつやとりょうは雨で崩れてきた前髪が鬱陶しくかき上げている。
普段と違ってカッコいいな…と見つめているとん、何？とりょうが笑っている。
Aはぶんぶんと顔を横に振り何でもない素振りを見せる。
てつや
「あー、にしてもどうするよ。」
りょう
「てつやの車びちょびちょになっちゃうね。」
『ごめんね…』
てつや
「それもあるけど取り敢えずなんか拭くもの買お！
風邪引く！」
りょうの車は一旦置いたままコンビニへと向かう。
コンビニに着くと、負い目があるせいかいの一番に車から降りようとするA。
だがそれを二人が大きな声を出し、りょうは引き止めるように彼女の腕を掴む。
りょう
「待って！Aちゃんはここで待ってて。」
『いやそれはさすがに…』
てつや
「今の格好どんな格好か分かってる？」
え、と目線を服に向けると雨で服が透けていた。キャミソールを着ていたので完全に下着が見えているわけではないが若干色が透けている。
『う…あぁ…。』
と気付いて消え入るような声を出しながら前を隠す。顔が赤く染っている。
するとてつやが上着を脱いでこれで前隠してて、と渡す。
コンビニの前なので人もいるし明かりも付いているので夜と言えど見られてしまうかもしれない。
「濡れてるけどごめんね。
りょう、ちょっと買ってきてくれる？」
「りょーかーい。」
りょうくんがタオルを買いに行き二人残された車内。てつやくんは上着を貸してくれたため半裸状態だ。
『てつやくん寒くないですか？』
「大丈夫だよ、寧ろ温風直だから暖かい。」
『それならいいんですけど…先程ありがとうございました。』
「うん、見つかってよかった。
大事にしてくれてたの俺も嬉しい。」
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名無し(プロフ) - みおさん» 体調面までお気遣いありがとうございます! m(_ _)m「寝たら即帰宅の旅」公開できるよう頑張ります!! (2021年7月29日 8時) (
レス) id: aa5007548a (このIDを非表示/違反報告)
名無し(プロフ) - まななさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます(´;ω;)次の新作も頑張ります!! (2021年7月29日 8時) (レス) id: aa5007548a (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - 寝ない旅楽しみにしてます!いつも楽しんでます!お身体に気をつけて頑張ってください！ (2021年7月29日 1時) (レス) id: c66f78c9f5 (このIDを非表示/違反報告)
まなな - いつも読ませていただいております！貴方様の小説が好きで何度も読み返しております。。新作いつまでも待ちます！ (2021年7月28日 23時) (レス) id: 8a673c83e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無し | 作成日時：2021年4月27日 19時
