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酷使屋さん(全員) ページ34

としみつがどうしても足つぼマッサージはちゃんと身体と連携しているのか検証したいらしい。


テーブルの隅には赤いくじ引き箱が置かれている。





としみつ
「ここにくじがありますね。」


しばゆー
「誰かが?」


としみつ
「いや、みんなでやりますよ。」


しばゆー
「全員ですかぁ?」




このくじの中には今日1日酷使する部位が書かれた紙が入っていると言う。



しばゆー
「場所によっては死にます!!!」


としみつ
「死にません。」


虫眼鏡
「痛かったらこれから気をつけようね、って事ですもんね。」





一同が唸り声をあげる中Aが手を挙げる。



『あの、これ逆じゃダメだったんですか。』


としみつ
「ぎゃく?」




マッサージ師に一通りマッサージして貰って痛かった所を回復出来るように労って…とAが説明する。




『それで終わりにまたマッサージ師さんに…』


としみつ
「さあ、やっていきましょーーー!!!」


てつや
「遮られたな。」









酷使屋さんに選ばれたのは以下の4名だ。

肝臓…しばゆー 、胃…としみつ 、目…虫眼鏡

膝…A




てつや
「みんな辛そうっすね。」


『膝壊れちゃうんだ、本日をもって…』


りょう
「まさかのスタミナ系Aが引き当てるとは。」


ゆめまる
「無理しないでね、って声掛けられないことってあるんだね。」


心配する回避組面々と、頑張るぞー!と謎の団結力を生んだ酷使組。









Aが回復やさんに受けたマッサージは無傷だった。なのでこれから徹底的に痛めつけることになる。


やってきたのは神社に聳え立つ階段前。
ふぅーー、と気合いを入れ息を吐く。



『よし!』



足早に階段を駆けていく。ひとつに結んだ髪が左右にゆらゆらリズム良く揺れる。


しかし、何回か往復するとさすがにペースが落ち息が上がってきた。







7往復目の中腹に差し掛かると下の方でおーーい、と声が聞こえる。

ゆめくんが応援に駆けつけてくれたみたいだ。





『ゆめくーーーん!』


手を振り最初の時のように足早に階段を降りていく。



しかし相当、足に負担と疲労がかかっておりストッパーが外れ止まれなくなっていた。足が自分が思うより早く動き、転けそうになる。

|(ゆめまる)→←帰宅ダービー(個人的なもの)



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名無し(プロフ) - みおさん» 体調面までお気遣いありがとうございます! m(_ _)m「寝たら即帰宅の旅」公開できるよう頑張ります!! (2021年7月29日 8時) (レス) id: aa5007548a (このIDを非表示/違反報告)
名無し(プロフ) - まななさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます(´;ω;)次の新作も頑張ります!! (2021年7月29日 8時) (レス) id: aa5007548a (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - 寝ない旅楽しみにしてます!いつも楽しんでます!お身体に気をつけて頑張ってください! (2021年7月29日 1時) (レス) id: c66f78c9f5 (このIDを非表示/違反報告)
まなな - いつも読ませていただいております!貴方様の小説が好きで何度も読み返しております。。新作いつまでも待ちます! (2021年7月28日 23時) (レス) id: 8a673c83e7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:名無し | 作成日時:2021年4月27日 19時

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