東海オンエア短編2。 (ページ36)

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｜(としみつ) ページ36

暫くすると、Aはこちらに顔を向けて眠っていた。

無防備に晒された寝顔を見て、てつやはすーっと指で頬を撫でる。彼女は少し反応するが目を覚ます様子はない。

前髪をスっと横に流し、額にキスをする。

｢…好き。｣

その後てつやも眠りについて、としみつが起こしに来た。

次は、しばゆーが7:00～8:00の予定を決める。

投げる前にランニングだけは嫌だ…、と言い残して投げる。

｢7時、8時はお風呂です！｣

ようやく違うシーンが撮れるのと安堵からか自然と拍手が起こった。6:00～の編集を済ませてお風呂シーンとなる。

みんなが脱衣場の方へ集まる。

てつや
｢これは当然みんな一緒ですよね？｣

しばゆー
｢みんなと言うと？｣

てつや
｢Aも一緒にという事ですよ、
仲間はずれには出来ませんからね。｣

と言うととしみつからコラーーー！と怒号が叫ばれる。

としみつ
｢一緒に入れるわけないだろうが！｣

えぇーーー！？と3人はわざとらしく反応を見せる。

ゆめまる
｢仲間はずれにするのは良くないと思いますよ、
ほら…不仲説とか。｣

としみつ
｢仲間はずれとか不仲説云々の問題ちゃうわ!! YouTubeに流せなくなるだろうが！

あと、Aをお前らみたいなやつとは一緒に入れておけん。｣

てつや
｢それが1番だろ。
って言うかなんで目隠しされてんの？｣

彼女はここに来るまでとしみつに目隠しをされてままであった。

としみつ
｢目に毒なもんが映ったら困るげー。｣

てつやがこれの事かー！と言うとズボンをずり下ろして珍棒が露出される。

他の2人もおりゃー！と言いながら露出させてつやに続きお風呂場に消えていく。

目を隠されたままのA。

『あ、あの…もう皆さん入られましたか？』

｢うん。入ったみたいね～。
目、瞑ったままこっちに向いてくれる？｣

目からガードが外されてとしみつの声がする方に
方向転換しようとするが、下に散乱している服に足が絡まりヨタヨタして転けそうになった。

思わず目を開けると、としくんが腕を支えて笑顔を向けている。

｢はい！俺見えてる？｣

『…見えてます！』

目を開けた瞬間のキラキラした笑顔に少しドキッとした。

｢良かった、じゃあこのまま行こっか。｣

手を取ってとしみつが後ろに進みながらゆっくり脱衣場から移動しようとすると

後方でバスルームの扉がガラガラと開けられる。