|(虫眼鏡以外) ページ20
起きたてダーツの時間がやってきてこれから18時の予定を決める。
てつやがダーツを投げた。
りょう
「ランニング!!」
てつやがA同様、膝から崩れ落ちカメラ外に。
Aがすかさず駆け寄る。
てつや
「もう、俺は事切れた。」
しばゆー
「てちてちてちてち〜!」
18:00-19:00(ランニング)
岡崎城の正門前に到着し
周りにはイルミネーションが装飾されている。
青く光るイルミネーションに心躍るA。
『これでちょっと元気出ました!!』
ゆめまる
「観光伝道師の鑑だね。」
りょう
「お前らも見習えよ!」
そんなこんなでスタートするランニング。
少し歩くとハート型のイルミネーションが置いてあった。
4人でわちゃわちゃしながら撮り始める。
しばゆー
「すきぴーーー。」
てつや
「だいすきぴ。」
ゆめまる
「ランニングで来た。」
ゆめまるは、"チャリで来た"のポーズを取りAも真似して同じポーズを決める。
てつや
「ていうか、折角Aちゃんと来てるからツーショット撮りたいー。」
『撮りましょ、撮りましょう!』
りょう
「そういう企画じゃないからー!!」
走れーー!と怒られて渋々走り始める4人。
りょうがゴール地点で待っていると少し遠くの方で走る足音が聞こえてくる。
「1周…終わりました…。」
『疲れました…。』
突然、暗闇の中からてつやの笑い声が聞こえ何が起こったのか分からない。
りょう
「こらーー!階段はダッシュだろ!」
と言うとてつやが階段を駆けてくる。
「暗すぎてさー、
下にいる高校生がりょうに見えてしばゆー達が…」
先程の出来事が理解出来て思わず吹き出すりょう。
そんな事もあったが1時間のランニングを無事終了する。10時間にして初めての外出だった。
りょう
「じゃあ、帰ってね。
朝ごはん食べましょうか。」
※P.M7:00
しばゆー
「意味分かんねぇよ。」
てつや
「どういう事だ。」
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作成日時:2021年3月15日 11時