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ゆめまるの元も子もない発言に笑ってしまう僕。
Aちゃんなんかゲームしないでさっきから画面見つめてぼーっとしてるしな。
まるでゲーム実況を見ている人かのようです。と、思ったら行けー!と声援を送りスマブラ観戦に熱が入ってきた模様。
『そこだーー!守って!守って!』
声だけだと誰に声援を送ってるのか分からないけど
画面を見た感じてつや選手ですね。
いけいけーー!と拳を前に突き出すと、そのまま
前に座っていたてつやの背中にクリーンヒットする。
「いって!!! え?」
と思わず後ろを振り向くと、画面から一瞬目を離した隙に場外にぶん投げられ
GAME SET /
と告げられる。それでまたてつやが前を向き、
交互に見ながらえ?え?と繰り返している。
『てつやくん、ごめんね…』
Aちゃんは、そう言いながらもちょっと笑ってしまっている。僕達はもちろん爆笑していた。
虫眼鏡
「てつやくん良かったじゃん、撮れ高出来たよ。」
てつや
「も〜〜〜〜!!」
17:00-18:00(睡眠)
実は、ゲームをする前に睡眠を当てていました。
君たち寝過ぎですよ。
Aちゃんジャンケンは彼女の一人勝ちで
ソファで寝ることになりました。
ちなみに、ここからりょうに交代します。
そろそろやって来るかなー。
てつや
「そんなに俺と寝るの嫌なの〜?」
『ジャンケンの神がそうみたいです。』
おやすみなさい、と皆におじぎをして1人ソファに
寝そべると
ニトロくんが心配してやって来てくれた。
「Aさん、寝れそうですか?
一応、来る前掃除したんですけど…」
『ありがとうございます。
お酒抜けてなくて…このまま眠れそうです。』
よかった、と笑って
おやすみなさい、とお互い挨拶をする。
「何かあったら呼んでくださいね。」
最後まで気遣ってドアを閉めていった。
ニトロくんは優しい方だなー…と思いながら目を瞑りそのまま眠りに落ちた。
ガチャッ
玄関の扉が静かに開かれる。
「まだ、夕方なのに静かなの変な感じ…。」
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作成日時:2021年3月15日 11時