東海オンエア短編。 (ページ32)

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↓(としみつ) ページ32

としみつ
「って言うかあなたね。
てつやのあんなクソみたいな誘い文句に乗っちゃダメだからね。」

てつや
「クソって言うなーー！
他に思い浮かばなかったんだよ。」

ゆめまる
「いい慣れてる感あったね。」

虫眼鏡
「あれは酷かった。」

周りから不評の嵐である。
確かに、言い回しは悪かったけど…たまたまそうなっちゃっただけだからね?!

『分かってますよ!!それぐらいは!
乗っておいた方が良いかなって思ったんです。』

「ならいいけど…」

『心配してくれたんですか？』

ぶっきらぼうに言ってこちらを見てないとしくんを覗き込む。

強めに言ってくれるのはきっと彼の優しさなんですよね。

んだよ……と上から見下ろしている彼にありがとう!!と言っててつやくんに負けないないぐらいギューッとする。

「……っ!!」

突然のことに動揺し変な声が出るとしみつ。
Aは知ってか知らずかふふっと嬉しそうに笑って離れていった。

あぁーーー、もう!!
何であいつはいつも…

すると、としみつの後ろからしばゆーが出てきて
奪われちゃった？と聞いてくる。

「……ばか、
とっくのとうに盗まれてるよ。」