東海オンエア短編。 (ページ18)

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初めの合図をしてから10分後最初に見つけたのは虫眼鏡だった。

あったーーー！と大きな声がお風呂場からする。

その次はしばゆー、ゆめまると見つけてゆくが
残り15分を切ったところでとしみつとてつやは見つけられないでいた。

てつや
「ほんと、どこやっただ?!
見つからんのやけどーー。」

虫眼鏡
「てつやは見つからんくても良いでしょ、
そのほうが体のためだよ。」

そういう問題じゃ…と言いながら探す。
一方としみつも必死に探している。

ゆめまる
「ずーーっと、としちゃんそばに居たもんね。」

としみつ
「そうだよー、アイツがちょっかいかけるからな！！」

ゆめまる
「その分、1番盗まれずらいと思うんだけど…」

としみつ
「まさか、こんな仇で返されるとはなー…。」

とAの方を見て悪い顔をしている。
その様子をゆめまるは楽しそうに笑っている。

Aはてつやの方を見ていたのでその事には
気付いていない。

すると、てつやがあったーー！と嬉しそうな声を上げる。虫さんは見つからなきゃ良かったのに、と小言を言っていた。

別にAが好感度下げようとしなくてもあの人自分で言ってるけどなと、としみつは思いながらてつやの元に行く。

てつや
「後は、お前だけだなー。」

としみつ
「そーなんだよねー、どうしようかな」

頭を搔いて、虫さんに後どのぐらい時間があるのか聞くと10分だね、と笑っている。

笑っとる場合かや。

としみつ
「もーー、全部探したよ？
探せるところ全部ー。」

ゆめまる
「ね、トイレの中も探してたもんね。」

しばゆー
「さすがにそれは無いだろ。」

いや、血迷って便器に手突っ込んで探してた奴に言われたくないわ。