【HQ】松川くんとかわいい彼女【松川一静】

12話 ページ13

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花巻side

俺の嫌な予感をよそに、松はAと話しはじめる




松「今日はごめんな、忘れ物頼んだの忘れてて部室行ってたんだ。城野と会わせたらA怒りそうだなとは思ってたんだけど」

『こちらこそ、部活止めちゃった上にお恥ずかしいところを…………』




その話しちゃう笑




松「〜〜〜っ」

花「おーおー"世界一かっこいい"いっくんが真っ赤だぞ、A。思い出させちゃかわいそーじゃん笑」

『ちょっと貴ちゃん！！もう忘れてよーーー！！！』




何となくだけど、

多分Aはスピーカー越しに俺しか聞いてないと思ってる

普段そうやって3人で話すことよくあるからな




『…あっ、焦げた』

松「なした？」

『今ね、晩御飯作りながらハンズフリーで電話してるの。貴ちゃんのせいでチーハン焦げた』

花「俺のせいかよ笑」

花「てか今日の晩御飯チーハンなのな」

『一応迷惑かけちゃったし、お詫びのしるしにね。疲れた日はいっくん絶対チーハン食べたがるじゃん？あ、そうだ貴ちゃんも来るでしょ？』

松「え、ちょ、A」




あーあ、これまた説明の面倒くさそうなことがバレた




及「……え？？なに、まっつんと白石ちゃん同棲してんの？？」

『え、誰の声…？ていうか、2人だけじゃないの…………？』

松「あーーーー、スピーカーって、部室で他の部員も聞いてるんだわ…俺の説明不足、ほんとごめん…」

『えぇ……』

及「で！！！！！2人は同棲してんの！？」

松「してねーよ。幼馴染って言ったろ、曜日決めてAの家で晩御飯たべてんの。な、A？」

『そういうことです。で、今日がたまたまその日だったので』

及「何それーー！！なんか分かんないけど腹立つ！！！普段から彼女の手料理って贅沢すぎ！！！」

岩「いーじゃねえか別に。お前だってよく俺ん家で飯食うだろ」

及「岩ちゃんは俺の彼女ですか？
…い"っ」




岩泉の愛の拳(笑)が及川にクリーンヒット




松「ったく、しょーもねえこと言ってっから殴られんだよ」

岩「及川の彼女なんて願い下げだっつの」

国「岩泉さんが…及川さんの彼女wwwwww」

及「岩ちゃん国見ちゃん！？今日いつもに増して失礼だね！？」

『…ふふっ、みなさん仲がいいんですね。何だか羨ましいです』

花「ごめんな、やかましくて」

『聞いてるだけで楽しいから大丈夫だよ！』

及「えーー白石ちゃんめっちゃいい子！！！！！」

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