第13話 ページ13
それから授業が普通に始まった。そういえば来週テストじゃん。普通に忘れたな...
・
それからお昼休みになった。またまた文系の2人に用事があるんだよな。用事あるってか呼ばれたの方が正しいのか。
今日こそは何も無ければ良いけど。
てか、お昼休みなのにクラスのほとんどの人がテスト勉強をしている。流石特進だ。って感心してる場合じゃないよね。家に帰ったら勉強しないとね。
・
「りょう！待ってたよ！」
文系の教室まで来た。俺のクラスと違って賑やかだな。
「ごめん、ごめん！じゃあ、早速勉強しよ。」
文系の教室に入らせて貰っててつやの席に行く。
俺はてつやと、としみつに数学を教えないといけないのだ。
2人共席近いから教えやすいけど。
何故俺が教えなければいけないかと言えばてつやと、としみつ曰く次の数字のテストで半分以上点を取らないと補習になってしまうらしい。
俺は一応理系なのでね。数学は出来るから。
ってもう手が止まってるじゃん。
「はい、手を動かす〜。補習になりたく無ければ手を動かす。」
俺がそう言うとまた手を動かし出したがすぐに止まった。
「何処が分からないの？？」
拉致があかないので聞いてみる。
「えーとね、ここと、ここと、ここと...」
教科書の問題を指差すてつや。
「てつや、ここも。」
追加で言うとしみつ。
「いや、ほぼ全部じゃん！」
授業で何聞いてるんだよ！寝ているのか？喋っているのか？
「あはは、そうだね。」
「あははじゃないよ...もう1から教えるよ...！」
こうやって2人に勉強を教えた。
それに家に帰って自分の勉強もしないといけないし大変だな...
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作者名：つきうさぎ | 作成日時：2018年10月31日 13時
