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〈 大毅 side 〉
望 「 え、しげの玉子焼きめっちゃうまそう 」
重 「 あ〜こいつがつくったやつ 」
望 「 え、まじ！ 」
弁当箱を開いた瞬間、飛びつく小瀧。
Aは朝起きれへんから晩飯の残りをおかずにする。
そう、実はA、こう見えて料理上手いから
母親のおらんおれたちはAがおかずをつくる。
望 「 Aがつくってるん！ 」
重 「 そやで、母親おらんから 」
望 「 え…そうやったん 」
重 「 小さい時に亡くしてん 」
望 「 ごごめん！知らんくて 」
重 「 いや、全然気にしやんで 」
望 「 …１個ちょうだい♡ 」
重 「 しゃあなしやで 」
望 「 やったー！ 」
めちゃめちゃうれしそうに目を輝かせる小瀧。
望 「 あ、A 」
「 なに？ 」
望 「 あーんして♡ 」
「 えー… 」
子犬みたいな目をしてお願いする小瀧
それに負けたA。
「 もう…、はい 」
小 「 ん〜♡めっちゃうまい！最高や♡ 」
｢うまい｣と言われて少なからず嬉しそうなA。
もっと感情出せばええのに、なんて昔から思ってる。
重 「 流星にもしたれば？ 」
「 えっ 」
Aは、流星の名前を出すとわかりやすく動揺する。
おれの妹、可愛いねんけど (笑)
流 「 そんなにうまいんやったらおれも食べたい〜 」
「 え、や、」
重 「 ほら、本人も言っとるし 」
Aは自分の弁当箱から玉子焼きを取って、
少し手を震わせながらゆっくり流星の口の方に持っていった。
流 「 わ…！めっちゃうまい！ 」
「 …ほ ほんまに？ 」
流 「 うんっ 」
耳まで真っ赤なAやけど
「 …あ…！ 」
やっと気づいたか (笑)
流星に、自分の箸で食べさせてもうたの。
望 「 どしたん？ 」
「 い、や、何もない、」
重 「 自分の箸で食べさせてもうたもんね (笑) 」
落ち着かない様子で箸から目を背けるA。
なんやねん、この子 (笑)
流星に負けず劣らず天然なんやから、
「 …ん、いいや、家帰ってから食べる 」
流 「 Aちゃん、そんなに嫌がらんといてよ 」
おれ悲しい、ってイジけた顔をする流星。
うわ、A絶対てれるやつやん
「 いややないっ、けど、」
望 「 も〜気にせんと食べなや〜お腹空くで？ 」
小瀧にそう言われ、
Aはゆっくり口の中にご飯を運んだ。
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ぴょん(プロフ) - え、もう、キュンキュン半端ないです。いきなり失礼しました笑 はじめまして！…読者です笑 読んでたらほんまに死んでまうんちゃうかなってぐらいですね笑(語彙力なくてすいません汗) これからも作者様のペースで更新頑張って下さい！応援してます♪ 長文失礼しました。 (2018年4月22日 9時) (
レス) id: 8bd8888ba5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りらの x他2人 | 作成日時：2018年3月11日 17時
